おいしい「カンコロ餅」を目指して✨
田んぼが少なくお米が貴重だったころ、段々畑で豊富にとれていた
サツマイモを保存のために干して、貴重なもち米とお砂糖と共に
搗き合わせて作り続けてこられたのが、カンコロ餅。
週末、まずは干し芋を作る作業です。

サツマイモはもちろん、先日みんなで掘ったもので!

まずは、土を落として皮をむく作業。

作業服用の洗濯機で芋を洗うと、意外と皮がむけることを
発見!

そうしているうちに、みんなが集まってきた♪
男の子たちは、チャンバラごっこのようですね(^^)

きれいに処理されたお芋をスライスしていくのですが・・

これ、昔からある「カンコロ切り」という道具です。
おばあちゃんが使っていたのを、実家から借りてきました。

カンコロ(干し芋)にちょうどいい厚さにカットできるんです。
使い方を間違えると危ない道具ですが、軍手をして、
安全を確認しながら、子どもたちにもしっかり体験してもらいました。
表情も真剣。

去年いただいたカンコロ餅が冷凍庫にあったので、
カンコロを作りながらカンコロ餅を!
紫芋とノーマルのカンコロ餅。
香ばしくってふわふわで、お芋の味がしっかり!
やっぱりおいしくて、俄然やる気が上がります。

大きい鉄窯にお湯を沸かしたら、どんどんゆでていきます。

煮崩れない程度に茹でたら・・

トレイに広げていきます。

全部でトレイ12枚分、ゆでたお芋を干しました。

夕方になったら、室内に取り込み、しばらく干し続けます。
干し芋ができたら、先日収穫した「えん」のもち米と共に、
いよいよカンコロ餅づくり。楽しみです!

今回は「えん」で掘ったサツマイモのうち、傷ついたものはほとんど
カンコロに加工できました。
そして相変わらずサツマイモ料理尽くしの我が家。

この日は子ども達も手伝ってくれて、子ども達大好物の大学芋です。

そうそう、カンコロの作業中、傍らでダリアが一輪咲いていたんでした。
いつの間にかエリちゃんが写真を撮ってくれていました。
可愛いミーちゃんと共に・・。

