生きた火のある暮らし
先日、たき火をしました。
20年間、この地でやってきた「しまキャンプ」の経験から思うのは、
「炎は人を素直にさせる」・・・という事。

パチパチと、木がはぜる音を聞きながら炎に見入ると、心の中にも
炎の温かさがグーっと入り込んできて、何とも言えない穏やかな気持ちになります。
ふと隣を見ると、炎の光で赤く照らし出された友達の顔が、いつもと違う。
今なら何でも言えそう。

空に舞っていく火の粉を見上げながら、一人が言います。
「火の粉の妖精が、空中で踊っているみたい!」
なんて豊かな感性なんだろう。
こういう瞬間、子どもと暮らす豊かさを、改めて感じさせられます。

「えん」では火がない日はありません。
主人の塩焚きの炎はもちろん、お風呂も必ず毎日薪で沸かします。
この日はご飯も羽釜で炊きました。
子どもたちに何度も伝えている大切なこと。
「火は豊かだけれど、同時に怖いもの」
一歩間違えたら火事を引き起こすことが十分にあり得ること。
炎と上手に付き合う方法を、伝えています。

そういえば、夏休みの最終日に花火をしたんでした。

気が付けば、線香花火を持って輪になる子ども達でした(*^-^*)

