息子の中学最後の夏休み
夏休みは、自分のペースで。でも、なんだかんだと忙しそうな夏休みでした。

主人と2人で、目の前の海でそれはもう、何度も何度も泳いでいました。
なんせ海まで徒歩1分ですので。

泳ぎは島の男らしく達者ですが、小学校のころから鍛えてきた
素潜りも得意です。
ミナ貝をじゃんじゃんとってきてくれます。

うちではミナ貝は、かき揚げと、ミナの炊き込みご飯が人気。
ただ、この前主人が、珍しく子ども達にみなご飯を炊いてくれたときは、
砂出しが甘く、ご飯が「じゃりじゃり」で、子ども達は「・・・・・」閉口だったようで(笑)
今度私が、最高に美味しく作ってあげたいと思います!

もちろん、シンプルに塩ゆででもおいしいんです。

そういえばこの前、太志と主人と主人の友人が3人で船で遊んでいたら、
いただきものの船が沈没してしまいました!
3人とも泳ぎが達者なので問題なかったですが、ちょっぴり遠出していたらしく、
買ったばかりの船外機(船のエンジン)を必死で守りながら泳いで帰ってきました。
船を、泳ぎながら引いてきたのは太志。
太志は沈没から帰還まで、終始冷静だったそうで。
大冒険だったと、笑いながら帰ってきましたが、これもまた、夏の思い出ですね。
もちろん、留学生が一緒だと、こんな危ないことはしません(*^^*)

夏の経験と言えばこれ。
太志が、豊作・豊漁祈願の地元のお祭りで、天狗になりました!

このお祭りでは、郷内 約200軒の家々を天狗と獅子駒が
厄払いをして回ります。
その大役を今年は息子の太志がさせていただきました。
真ん中のの天狗のお面をかぶっているのが太志です。

いつもは大人の方がやる役なので、なんだかちょっと頼りなさは
ありましたが・・
地元の方は、「アラ!太志君じゃないの!!」と、
天狗に扮した息子を見てずいぶん喜んでくださったそうで・・

約200軒回り終わって帰ってきた太志は、それはそれはへとへとでしたが
とても良い経験をさせていただきました。

やっぱりこの夏の思い出の中で、ダントツ一番はこれ。
野球少年たちの憧れの場所、長崎ビッグN球場での野球大会です。

緊張でみんなガチガチのようでしたが、こんな美しい球場で
仲間たちと試合ができたこと、一生の思い出です。
打てなくて悔しかったけど・・楽しかった!!とのこと。
それが一番ですね。

夏休みの終わりには、私の実家でのんびりゆっくり過ごしてきました。
この夏休みは色々あったねぇ、お疲れ様!と、父母がご馳走を用意して
迎えてくれました。
これは、父のいけすで育った「クエの刺身」美味しすぎて・・・!(^^)!

母と、梅酒で乾杯。
私は実家が島内なので、なんの気兼ねもなくこうやって実家で
寛ぐことができますが、まだまだ移動にはストレスが伴う世の中。
どれだけの方が、会いたい人に会えず、実家に行くことさえ阻まれ、
我慢を強いられているでしょうか。
どうかどうか一刻も早く、いつでも気兼ねなく、会いたい人に会える世の中になりますように。

