受け継いだもう一つの田んぼにて
去年、島の方から「使っていない田んぼを使ってほしい」と声をかけていただき、
今年から、新たな場所でも米作りを始めました。

場所は島内の青方地区。
川が多く水が豊富で、近くにはダムもある場所です。

苗がえんの田で成長しきっていたので、平日に田植えを決行。
朝から主人とアルバイトさん、島の若者が手伝ってくれて、
放課後には子ども達を迎えて、ママリンや私の両親、
土地の持ち主さんも来てくださり、一緒に田植えです。

棚田のようになっていて、全部で8段ある田ですが、
今年は3段を田にしました。

使われなくなってから草が生い茂り、カヤの根っこがはびこり、
その様子が忍びないとおっしゃっていた持主さん。
3段ではあるけれど、田に生まれ変わった様子を見て、
とても喜んでくださいました。

実はこの田んぼの場所、青方の「中野」は、「カッパ伝説」が
あるところなんです。
2003年に全国カッパサミットがこの島で開かれた際、
記念して作られた「上五島民話 カッパ物語」の本にも、
「中野のいたずらガッパ」として紹介されていて、びっくり。
近くの青方ダムには、カッパの石像が10体も置かれています。
いつか、カッパに会えるかな・・でも、いたずらされたらどうしよう・・
と、ちょっぴりドキドキ顔の子ども達です(*^-^*)

