醤油づくり②そして4年前に仕込んだ醤油のお味は・・
うちの麦、塩をベースにしたお醤油の仕込みの様子。
続きです(^^)
風呂釜を使って保温していた麹は、常に温度計を差して
温度管理をしながら、麹菌を繁殖させていきます。
麹自らが、成長する段階で熱を発して来るので、ほおっておくと
麹の温度が60度くらいになってしまいます。
なのでこうやって、熱を取るために広げて混ぜて、
冷まします。

最初はパラパラだった大豆と麦は、麹菌の繁殖により菌糸がのびて、
固まってきます。これを都度丁寧にほぐしていきます。

最初はこんな色だった麹も・・

少しづつうぐいす色になっていきます。

何度かこうやってお手入れをしていきます。
麹はホカホカで、お手入れはとっても気持ちがいいんです。

混ぜたら冷めるので、もう一度毛布を掛けて保温。
まるで子どもをあやすようです。

さあ、麹はいい感じに完成!

綺麗なうぐいす色になりました。

用意しておいた塩水と、完成した麹を合わせます。

よーくかき混ぜます!

毎日、かき混ぜ続けて1年で一応完成。
でもお醤油は、何年もかけて発酵させた方がいいらしく・・

それで、これが4年前に仕込んだ醤油。
一度絞って寝かせていたもの。2番絞りをしてみることに。

絞ってみたら、立派なお醤油です✨
味も最高!色もいい感じ。

この醤油は4年前・・インターン生と一緒に作りました。

麹を作って・・

塩水に混ぜる。太志この頃小学4年生。

時間の経過を経て、2番絞りのいいお醤油がたっぷりできて、
嬉しいです!火を入れない、生絞り醤油の完成です。

今回仕込んだお醤油も、時間の経過でどんな味になるでしょうか。
仕込んだ頃を思い出して、数年後みんなで集まって
このお醤油でお刺身なんか食べられたら幸せです(^^)
