トビウオが秋を連れてきた
アゴ漁の漁期は8月末から10月中旬と、期間限定。
北東から吹く季節風(こちらでは、アゴ風と呼ばれています)の影響で、
アゴが山陰沖の 日本海から南下し、平戸島や五島列島の沿岸に押し寄せます。
2隻の船でアゴを網に追い込む漁法で、朝からにぎやかに
あご船のエンジン音が響き渡り、この音が聞こえてくると
「ああ、今年も秋がやって来た」と感じます。
主人がアゴ船の荷揚げのお手伝いに行って、アゴをいただいてきました。

我が家の玄関前から見える海。
アゴ船が走っていますが分かりますか?
ヒントは2艘引きの船。

正解はこちら。アゴがたくさん湾に入った日には、何組もの
アゴ船でにぎわいます。

我が家では、あごはお出汁用の「焼きアゴ」に加工しますが、
この日はすり身にも挑戦。

でも、これがなかなか難しい。

私はこの島で生まれ育ちましたが、私の実家のあるところは、
あまりアゴに馴染みがなかったため、アゴの料理はまだまだ勉強中・・。
今日の出来は?・・・うーーん、いまいちです。
今住んでいる「小串」は、昔からアゴの水揚げが盛んなところ。
地元に方に習いに行かないといけません!

しかしトビウオの羽って、大きいですね!

焼きあごにちょうどいいサイズは、串に挿して・・
(内臓ごと焼くんです!アゴは飛ぶために、内臓はとても少ないのです)

焼きます!とってもいい香り。

焼きあがったら、しっかり干します。

干していたら、ケイタ君が干し網のチャックを空け、
おやつにたべてもいい~?
(笑)どうぞどうぞ!

これが美味しいらしく、3,4本は食べていました(^^)

結構ほろ苦いんですが・・シブい好みをお持ちです。

別に日に、夕方にアゴをいただきました。
漁師さんの仕事は一日がかりです。
串にさしていたら、すっかり夜。そしてミーちゃんが狙っています。
このアゴも、お出汁用に全部焼き上げました。

おまけ・・・
先日、地元のおばあちゃんから手作りのヨモギ団子をいただきました。
椿の葉っぱで包んで蒸し上げた一品。
おばあちゃんのセンスがきらりと光ります✨
こんな手仕事も、いつか教わりたいものです。
子ども達といただきましたが、もちろんお味も最高でした!

※電話が故障中とお知らせしていましたが、先ほど回復しました!
電話がつながらず、たくさんの方にご心配をおかけしていたようです。
これでお塩のご注文も通常通り受けることができます。
ほっと一安心です。
