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台風一過

2日に五島列島を襲った台風9号。
皆さんから心配のお声をたくさんいただきました。
我が家は大きな被害もなく無事でした。

留学生のケイタ君もスバル君も、台風の経験はほぼなく、
今回初体験となりました。小学校も、2日間休校に。
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島の人は毎年の台風に慣れているとはいえ、毎回緊張します。
我が家の場合は停電に備えて、まだ風が緩やかなうちに
薪でお風呂を沸かしておきました。

早めに雨戸を閉めたら、家の中は昼間なのに暗い。
それが留学生にとっては非・日常。
安全のため外には出られないので、最近みんなで集めて回っている
椿の実の、皮むきを。(薄暗かったので、ブレてしまいました)
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さあ家の中で何をしようか。
2人は粘土を始めました。(部屋が雨戸のため暗かったですが、この時はまだ停電していません)
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器用に船作りです。
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午前中に収穫しておいた「ニラ」をたっぷり入れた
餃子づくり。でも、この作業が終わるころ・・
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停電です。
懐中電灯片手に60個の餃子を焼きました。ガスで良かった。

この停電は翌朝も復旧していませんでしたが、お日様が出始めたら
我が家の屋根の上の太陽光発電が電気を作ってくれて、
冷蔵庫と電話だけは電気を確保できました。

透析はこの日はあきらめ、復旧を待っていたらお昼前に復旧。
きっと寝ずに電気工事をしてくださったはず。ありがたいです。
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私が餃子を焼く際中、子ども達は灯りを手作りしてくれていました。
シーチキンの缶と、廃油とこよったティッシュで!
すごくいいアイディア。
「やりたかったんだけど、ようやく試せてうれしい」とケイタ君。
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ろうそくの灯りだけで、夕飯。何だかいい感じで、
妙にテンションが上がる子ども達。
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「もう一個知っていることがあって、試してみたい」とケイタ君。
「懐中電灯にビニールをかぶせると、灯りが何倍にもなるらしいけど・・」
ほんとだ!これはとても明るかったです。(ビニールが熱くなることがあれば
灯りをすぐ消すこと❣も大事だそうです)
知識を実践に。
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明るくなった灯りの下で、ボードゲームで盛り上がります。
時折吹く突風に不安な表情を見せる子ども達でしたが、
主人は傍らでのんびりギターを弾いていました。
お陰で雰囲気が和んでグッドでした。
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寝静まるころには風は落ち着き、翌朝「よく眠れた!」と
子ども達。
留学生にとっての初めての台風経験が「怖い、恐怖」とならなくて、
私たちもホッとしました。

外では何本か木が折れていました。
しまキャンプで子ども達と作ったあづまやも潰れてしまいましたが、
被害は最小限でした。

小屋に避難させていた動物たちも、みんな無事です。
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台風が過ぎてホッと胸をなでおろしたら、スバル君の大作が出来上がっていました。
題して「えん」
海、川、小屋、母屋、木材、畑など、地図のように再現されていました(^^)
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しかしホッとするのもつかの間、次は台風10号です。
子どもたちの安全を最優先に、最大限の警戒をしていきます。
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大丈夫そうで何よりです!

お久しぶりです!
台風9号,やはり強かったのですね!
あづまやが潰れてしまったのはとても残念だけど、被害が少なくて本当に良かったです!次に来ると思われる台風10号はもっと強いそうなので、気をつけてください!

Secre

プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和6年度 山村留学生募集中!! 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

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