fc2ブログ
   
06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

コロナについて ④

コロナについての4回目の投稿です。

1.「日本での」コロナのウィルスとしての危険度は、
   「インフルエンザと同じかそれ以下である」ということ
2.日本ではなぜ感染者・死者が少ないか(なぜ欧米で多いのか)
3.なぜメディアは危機・恐怖をあおるのか
4.総括

今日はその4.の「総括 」で、
「コロナとどう共生していくか」がテーマです。
まずこれまでの3回をまとめると、

1.での結論は
  「インフルエンザ並みに、正しく冷静に恐れる」 でした。

2.での結論は
  「日本は海外とは違う! 日本では感染者も死者数も
   増えにくいから、医療崩壊だけは防ぎましょう」  でした。

3.での結論は
  「今回の騒ぎはマスコミが主導。マスコミは見て・読んでもらう
   ために刺激的・衝撃的な内容や見出しで煽って来るので、
   疑いもせず妄信するのはやめましょう」  でした。

人間にとって危険な、新しい病原体が発見・流行すれば、
必死になってそれらを撲滅させようとしてきた訳ですが、
インフルエンザはもちろんのこと、エボラ出血熱や天然痘のように
致死率の高い強毒性のもの(それこそ必死になって研究・開発等
しているもの)ですら根絶させることはできていない。
「風邪を治す薬を発明したらノーベル賞」と言われるほど、
細菌やウィルスの治療・根治は難しいのだから、
コロナウィルスも同様に「共生していく」しかないはずです
(いわゆる「ウィズコロナ」)。
ではどう共生していくかが問題・課題のはず、、、
それは、
 「コロナ感染者をインフルエンザ患者と同じような扱いにする」 
がまず第一だと考えます。

1.で述べたように、「日本での」コロナのウィルスとしての危険度は、
「インフルエンザと同じかそれ以下である」 が真実ならば、
今の日本は明らかにおかしい。
「欧米と同じにする必要はない」という理由は2.で詳述した通りです。
インフルの子が1人出ただけで学校全体を休校にしないし、
全校生徒を検査したりしません。
インフルの人を犯罪者のようにバッシングしたり、
数をテレビが発表することもないように、、、。

緊急事態宣言も自粛警察も必要ないし、
無症状者や軽症者の隔離入院は医療崩壊を招くので、
インフルと同じように自宅療養にするべきだと思います。

メディアは相変わらず「第二波が来る」と恐怖を煽っていますが、
3.で述べたように、これまでことごとく予想を外してきています。
(例、「2週間後はニューヨークのような地獄になる」等)
それなのにまだ一切疑いもせず、頭から信じるのでしょうか。
東京都では6月24日に2名の死亡が出て以来、
現在まで20日間も死亡者ゼロ、という「安心するような事実」、
「恐怖を和らげるような報道」をしているメディアはあるのでしょうか?
←昨日(7/15)、東京都で90代の男性が1名死亡しました。

「海外ではこんなに増えてる・死亡している」と、恐怖を煽っていたら、
2.で詳述したように、 「ここは日本じゃ~い!」と
テレビにツッコミを入れましょう!!
「コロナは後遺症が怖い」と煽ってたら、
「インフルにもある!」(←症状もすごく似ている)、
大阪府知事が出てきたら、「他の46人の知事はなんて言ってるの?」
とツッコミを入れてください。(政治家も票が欲しければ
有権者が喜ぶこと、望むことを言うし、世の流れに逆らったり
しない方が賢明と考えるでしょう。日本人って忘れちゃうから)

そして感染者数などという、条件によって変動的で不確実性のある
数字ではなく、間違いのない死者数の方をなぜ報道しないのか?
それは「死者が少なくて恐怖を煽れなくなるから」では??
 →感染者数は検査の場所や対象によっても変わるし、
  検査数が増えれば増えるし、
そもそも陽性でなくても陽性、陰性でなくても陰性と診断(誤診)
される場合もある。死者数にはそういった不確実性がない。

そして今メディアは、「経済より命が大切」の大合唱で膠着し、
思考停止しているように思います。

もちろん命は大切。
でもそれなら、なおさら今の状況は良くないと思います。
医療崩壊の危険性は2.で詳述しました。
そして「経済の失速で命が奪われる」こともある、ということ…。

失業率と自殺者数はシンクロしていることが明らかになっています。
失業率が1%上がると、自殺者数は約2.400人増える…。
1978年から昨年まで、毎年の自殺者は
2万から3万人程度で推移(最高は2003年の34,427人)
していますが、少なくとも来年2021年からは、相当数増えると
予想されています。
コロナの死者は3.000人だったけど、この先 数年間、
毎年5万とか10万とかの自殺者が出る、という世の中が
来るかもしれない。もちろん憶測ですが、
そんな世の中にはならないと断言もできない。
(僕は「深刻な不況」になったら、1%上昇につき2.400人
どころではなく、もっと相乗的に増えていくのでは、
と危惧しています。←もちろん僕の憶測)。

世界的な不況になったら、カロリーベースで40%の食料自給率
しかない日本は、お金があっても満足な食料も買えない世の中が
来るかもしれない…。(←もちろん憶測)。
仕事や食べ物を奪い合ったり、子どもがいつもお腹を
空かせているような、そんな閉塞的な世の中になる方が、
コロナで死ぬより僕は怖いです。
すみません。マスコミみたいに恐怖を煽ってしまいました。

「命を守る」ために自粛、自粛としていたら、
かえって死者が増えた、自分の命を危険にさせた、
などとならないように、インフル並みの扱いに国民全体がしていく、
そういう方向に持っていくためには、まず一人でも多くの人が、
「マスコミを妄信せず」、「過剰に怖がるのをやめる」
ことから始める必要があります。

家に閉じこもって消毒してマスクする…。こんなことしてたら
精神的にも不健康で免疫力も落ちます。
感染者をバッシングして差別して、3密かどうか監視し合う…
それが「新時代の生き方」なのでしょうか。
こんなストレスフルな生き方をしてたら、免疫力も、人間としての
「生きる力」も、育むことなんて出来ない。
そんな生き方を、我々は子ども達に薦めるのか?
子ども達に強制するのか? (子どもは選べません)

子どもは集団生活の中で、遊びながらケンカしながら
人間関係を学んだり、情感を育んだり、
いろんなウイルスを感染させあいながら、必要な抗体を獲得して
強い心と体になっていくものです。
すべてのリスクを排除して、無菌室に閉じ込めるのが
「命を守る教育」でしょうか?

学校の行事も地域のお祭りも自粛して縮小して、
「今年だけだから我慢して」って、ホントに今年だけですか?
6歳という多感な年も、10歳という繊細な感性も、13歳という思春期も、
高校3年という青春も、その年しかない。
大人は自分の判断で、勝手に自粛してればいい。
やらなくてもいい無駄なことを、この際スリムにしてくれていい。
でもそれを回りに強制しないで欲しい、求めないで欲しいです。

人は必ず死にます。
どうやって死ぬかも大事だけど、どうやって生きるかも大事なはず。
どうやって生きるかが大事なはずです。

もう長くなったので終わります。
総括と言っておきながら中途半端になってしまいましたが、
今後も皆さんからのコメントに対する返事や、
「コロナがインフルより危険」という(偽?)情報が入ってきた時など、
状況の変化によってまた書いてみたいと思っています。
(7月28日が「大変なこと」になってるかどうかは必ず書きます)。

ご意見等お待ちしています。
読んでくださってありがとうございました。
スポンサーサイト



Secre

プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和5年度 山村留学生(小学生)募集は締め切りました。 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR