コロナについて ②
昨日は、「日本での」コロナのウィルスとしての危険度は、
インフルと同じかそれ以下、という話をしました。
東京都の死亡者数は累計で325名、死亡者は6月25日から
7月13日現在まで19日連続でゼロが続いている!!
こんなこと報道してるメディアはあるのでしょうか?
我が家はテレビがないので、ぜひ教えてください。
さて、今日は2.の
日本ではなぜ感染が広がらないか、死亡者が少ないか。
欧米の死者数が多いのはなぜか
について僕なりの意見を述べたいと思います。
1. 衛生観念(生活様式)の違い
2. 国民皆保険制度
1. の衛生観念の違いについて、日本人の衛生観念の高さは
詳述するまでもないと思いますが、
「手洗いに毎日お風呂」は良いとして、除菌だ何だと、
最近の傾向は僕から見れば「ちょっとやりすぎ!」なほどです。
江戸時代に日本にやって来た外国人の多くが、世界と比べて
江戸の町が極めて衛生的だったと、驚きを持って証言している
ところから、日本人は昔からキレイ好きな民族なのでしょう。
→つまり感染が広がりづらい、感染者が少ない理由
反対に欧米人の、例えば生活様式として、
よく映画やテレビであるように、 外出先から帰宅して
靴を脱がずに家に入り、靴のままベッドでくつろいだり、
食事をしたりする、、というのは、日本人の感覚からすると
信じられないものがありますが、でもこれ本当な訳で。
そして日本は「おじぎ」の文化ですが、
欧米は「ハグにキス」の文化で、日本よりも圧倒的に
感染リスクが高い生活スタイルと言えます。
→欧米の感染者が多い理由
次に2.の「国民皆保険制度」についてですが、 日本のように、
誰もが気軽に医療機関にかかれるというのはむしろ稀で、
例えばアメリカでは救急車を呼んだだけで10万~数十万!の請求
が来るそうです。 とにかくアメリカは医療費が高い
(各医療機関つまり病院ごとに、自由に値段を設定できる、
そして医師の給与が高額、などという理由から)、
医療保険も高額で、貧しい人は保険に入っていないので
病院にかかれないという事情があります。
→なかなか病院に行かないのでコロナ感染者の
死亡率が高い →死亡者が多い理由
以下は、健康保険組合HPからの抜粋です。
「日本では保険証1枚で、どの医療機関にもかかれるのは
当然のことだと思われています。 しかし海外に目を向けると、
必ずしもそうではありません。 先進国の中でも民間保険中心の
制度もありますし、無保険の国民を多く抱える国も存在します。
日本の医療保険制度に対する評価は高く、世界トップクラスの
長寿国になり、乳児死亡率などの健康指標も首位を占めています。
2000年には世界保健機関(WHO)から日本の医療保険制度は
総合点で世界一と評価されました。 日本の国民皆保険制度は
世界に誇れる制度なのです。」 →日本で死亡者が少ない理由
でもこれも、医療崩壊が起こってしまえば元も子もなくなる訳で、
今もっとも大切なのは、無症状者を隔離入院させたり、
疑わしいというだけでPCR検査をさせたりするのは、
医療崩壊を招くので即刻やめるべきだということ。
PCR検査は労力も人手もものすごくかかるので医療従事者の
負担が大きすぎるし、無症状者まで入院させていたら
ベッドも医療従事者も足りなくなる →医療崩壊
「無症状者の入院」は、本来入院や治療が必要な疾患を持つ人まで
病院にかかれなくなる、入院できなくなる。 これも「コロナ関連死」
と言え、全体の死者数が増える一因になり得ます。
最後に、1.と2.の他にも「肥満」という問題もあると思います。
例えばアメリカでは、肥満率は成人で30%を超えているし
(日本は4.5%)、子どもの肥満率は社会問題にもなっています。
アメリカの町を歩いていると、とにかく太った人が多いし、
その太り方が尋常じゃない!!
一般的に貧しい人ほど痩せていて、お金持ちが太りがちというのが
普通ですが、アメリカでは逆で、お金持ちほど痩せていて、
貧しい人ほど肥満体質な人が多い傾向にあり、
貧しい人はジャンクフードばかりの不健康な食事になってしまう
というのが主な原因だそうです。
不健康な食生活によって免疫力が低ければ(体が弱っていれば)、
感染率・死者数も増える、という訳です。
また今回も長くなってしまいましたが、とにかく日本は、
衛生観念も、生活習慣や食生活も、医療(保険)体制も、
ことコロナ感染対策に限って言えばいずれも優れている、
感染が広がりにくい、死亡者が増えにくい国だということ。
恐れすぎて、医療崩壊を招くことだけは防ぎましょう!
ウィルスそのものではなく、医療崩壊こそを恐れるべきです!!
明日は3.の「なぜマスメディアは危機・恐怖をあおるのか」
について論述します。
皆さんのご意見等お待ちしています。
