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コロナについて ①

小野 敬(ゴリリン)からの投稿です。

我が家のコロナウィルスに対するスタンスや考え方を、
数回にわたって書いてみます。
「両論併記」が基本なはずのマスコミが「コロナ怖い」一辺倒で、
世の中が異様に膠着している状況が続き、いつまで待っても
好転しないので、とにかく声を上げる必要があると判断しました。
つまり「コロナはそこまで怖くない」という論旨を、

1. 「日本での」コロナのウィルスとしての危険度は、
      「インフルエンザと同じかそれ以下である」ということ
2. 日本ではなぜ感染者・死者が少ないか(なぜ欧米で多いか)
3. なぜメディアは危機・恐怖をあおるのか
4. 総括
 
 以上の順に僕なりに説明していきたいと思っています。
 「コロナは怖くない」と言うのではなく、
 「冷静に、正しく恐れましょう」という趣旨です。

まず1.の、コロナのウィルスとしての危険度は、「インフルエンザと
同じかそれ以下である」ということを、データで比較して論じます。

①インフルエンザ(が直接の原因)による年間死者数 (日本)
   2.566(2017年)  3.323(2018年)  3.412(2019年)

インフルエンザ超過死亡(関連死)数 (日本)
   ②  1年間に約1万人(月平均で833人)
…超過死亡とは「間接的な影響によって死亡した人も含む数」の
ことで、例えばインフルエンザなら、インフルが直接的に引き起こす
脳症や肺炎のほか、二次的に起こる細菌性の肺炎や、呼吸器疾患
や心疾患といった持病の悪化など、インフルエンザの間接的な影響
によって死亡した人も含む数、が年間1万人

③インフルエンザの年間感染者数 
      なんと1.000万人! (もちろん日本のみで)

これまで発表されているコロナ死者数は、コロナが直接の原因と
みられるものなので、①の数字と比較。コロナ発生の1月から現在
までの半年でまだ1.000人いっていないので、このままの単純
計算だと年間でも2.000人前後という所。つまりインフルの
過去3年間のどの数字よりも少ないということになります。

しかもコロナには予防接種も治療薬もない状態で、
これだけ死亡者数が少ない。 
予防薬や治療薬がないからコロナは怖いという人がいますが、
治療薬がなくてもこれだけしか死んでいない、
という見方もあるはずです。

コロナによる超過死亡(関連死)については、今、
陽性と診断されただけで無症状者でも隔離入院されている状況
なのに、東京都内でのコロナ死亡者は
6月25日から7月11日まで2週間以上もゼロ!! 
ということから考えると、
ウィルスによる超過死亡者数もそれほど多くない
と推察できます。
ただ、東京都全体の4月の死者数が、過去4年平均より
1.056人(11.7%)多いと騒がれたこともあるようですが、
それを言うなら2月の死者数は都全体で887人(8.4%減)減って
いるし、ウィルス以外の影響、 例えば
普段なら病院に行くところを外出自粛で行かずに亡くなったり、
入院制限のために亡くなったり…というケースがある、増えている
と思われます(ここはデータないのであくまでも推察)。

日本人の年間死亡者数はここ数年130万~140万人の間なので、
月平均にすると11万5千人、毎日3.850人くらいの人が
亡くなっています (ちなみに肺炎による死者数は、
2018年が13万3.121人(つまり10人に一人くらい)。例年では
肺炎は死因の3位から5位で1位がガン、2位が心疾患)。

コロナの死者数(半年で1.000人)がいかに微々たるものかが
分かると思います。
「コロナよりも交通事故で死亡する方が確立が高いので
気をつけましょう」と言う方が現実的です (お風呂場で
死ぬ人が年間1万9.000人もいるって知ってますか?)。

そして③の数字に至っては、インフルは国民の12人に1人が
毎年かかっていることになる1.000万人!
( 2018年11月19日~2019年5月19日までの半年間で1.206万人) 
ちょっと驚く数ですが、 例えば
人口2万人のこの島だと、毎年1.666人、
1クラス30人の中学校では2~3人がインフルに罹っていることになる
と考えると、「そんなもんかな」と思えます…。

とにかく、東京都で今日は200人が感染、とか騒いでいるのが
バカらしくなる数字です。
だってインフルは1日に2万7千人が感染してるってことになる
(1.000万÷365)。 2019年シーズンは1.206万人÷半年(183日)
だと、1日に6万5.901人感染したことになります。
この年の「陽性率」は「国民全体」の一割だから10%ということ。
今の東京都の陽性率は、
「感染が疑われる人だけから検査して」 5.8%。

コロナの陽性率が10%、感染者が1.000万人までいったとしても
不思議ではないし驚くことでもない、 (問題は死者数でしょ?
無症状者をカウントして意味あるの?とテレビにツッコミを入れる
のが正しい反応です!)、
1.000万人までいきそうな1日2万人の新規感染者が出たら、
やっと、それでもインフル並みに! 恐れましょう、ということです。

最後に、今回、改めてコロナのことをいろいろ調べてみましたが、
国や都が事実を隠蔽しているとか、少なく見積もっているとかの
情報をたくさん見ました(それでも1日2万人はゴマ化せないでしょ)。
それについては明後日、
「3、なぜメディアは危機・恐怖をあおるのか」で詳述しますが、
そういう人には 「行政を疑うように、マスコミも同じように
疑ってみてもいいのでは?」とだけ今回は書いておきます。

以上で、「日本での」、コロナのウィルスとしての危険度は
「インフルエンザと同じかそれ以下である」
という説明を終わりたいと思います。
なので、せめてインフルエンザ並みに恐れましょう。
隔離入院や、今の怖がり方は異常です。

※我が家もしっかり「コロナを恐れて」います。
 妻が透析をしているし、我が家から「今」、感染者を出したら
 学校にも、 病院にも、つまり島全体に多大な迷惑を
 かけることになる。
 それを恐れているし、島全体からバッシングされるようになる
 のも非常に恐ろしい。
 なので子ども達を含め、「うがい・手洗い」はしっかりしているし、
 不特定多数の人混みに入る時はマスクも着用しています。
 感染者がバッシングされる今の風潮を少しでも早く変えたいと
 いうのが、今回 書く理由の一つです(4.の総括で記します)。

ご指摘や質問や反論、どんなご意見でもお待ちしています。
 明日は2.の
日本ではなぜ感染者・死者が少ないか(なぜ欧米で多いのか)
を僕なりに論じたいと思います。

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ゴリリン、久しぶりです。あさひです。
記事、拝見しました。
具体的かつ定量的に評価がなされており、とても参考になりました。ありがとうございます。
"正しく恐れる"という考え方、大変共感します。
この感染症の最も怖い点は、①必ずしも症状が出るわけでないこと、そして②年代により致死率に偏りがあること(高齢であるほど致死率が高いこと)であると思います。
この2点を十分考慮し、正しく恐れることができれば、より(適切な予防と)良い生活ができるような気がします。
以降の投稿も楽しみにしています。

アサヒ様へ

あさひ、コメントありがとう。
あの小さくてかわいかったアサヒが、
こんな大人っぽい文章書くなんて!って
もう大人なんだもんね、ごめんごめん。
さてさて、コロナの怖い点としての
①必ずしも症状が出るわけではないこと
というのは、無症状者が無自覚に
ウィルスをばらまいてしまう、感染を
広げてしまう恐れがあるから、という
ことだと思うんだけど、それに対しては
「陽性率」を見れば良いわけだよね。
陽性率が10%いかなければ、感染力が
インフル以下、ということになるから、
インフル並みに恐れればいいということに
なると思う。
結局「重症者数と死者数」だけが問題
なのだと。 例えばスウェーデンのように、
抗体を持った人を増やすという方針
(世界中からバッシングされたけど)は
まさにそれで、抗体を持った人(つまり
一度かかった人)はもう同じウィルス・
同じ型、にはかからない訳だから、
感染は広がっていかない、という考え方。
死亡したり重症化しないのであれば、
本来的には「かかっても良い」のだと。
「かかっても良い」なんて、とても
言えない世の中の雰囲気だけどね。
②については、お年寄りは怖がって
そもそも外出をめったにしない状況で
かかりにくい、、 だけど家に閉じこもって
ばかりじゃかえって不健康で免疫力
下がりそうだけど、、。
そして、人は必ず死ぬ、ということ。
今のように経済を止めてまで、
その結果失業者が増えて若い人が
自殺(近いうちにそうなってしまう
可能性が高いと思ってる)という世の中に
してまで、高齢者を守るのか、
高齢者は、自分の子や孫の仕事・命を
奪ってまで長生きしたいのか、ということ。
(高齢者は年金や貯金があるから
大失業時代が来てもあまり関係ない)。
当たり前だけど、人は必ず死ぬんですよ。
死なないようにビクビクして生きるより、
いつ死んでもいいって思える晩年、
人生を送りたいよね。
ま、とにかくアサヒ、近くに住んでるんだから
遊びにおいで。「あのアサヒ」と酒を飲んで
語り合いたいものです。
では、またその時まで。 ゴリリンより



ブログ読ませていただきました

群馬県在住の
ふぇいというものです。
精神科の看護師をしております。
ブログ拝読しました。
とても綿密に調べられたのだとお察しします。
特にインフルエンザとの比較
まだインフルの域まで達してないですね。
正しく恐れるための情報をどこで調べるか
とても参考になりました。
この騒ぎが一刻も早く収束するように、私もただ怖がるだけでなく、
どんな疾患なのかをきちんとした情報をとり、頭で考えて
正しく恐れるように気を付けてまいります。

ふぇい様へ

ふぇい様。管理人の(夫の)ゴリリンです。
コメントありがとうございます。
僕の住む上五島にはまだコロナは上陸していない(はず)ですが、
今このタイミングでもし我が家から第一号を出してしまったら、
島中から大バッシングを受けることに確実になります。
ウィルスよりそれが本当に恐ろしいです。
だから我が家も感染には十分に注意をしている、
というのが実情です。
正しく恐れる、正しく対処する。
本当に大切なことですね。


Secre

プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和5年度 山村留学生(小学生)募集は締め切りました。 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

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