いのちを感じた日
すでに休校期間中のリズムをつかんでいる我が家は、
いつもと変わらず平穏な日々を過ごしています。
毎朝勉強の前に、子どもたちがニワトリと猫のみーちゃん、
柴犬のリュウ君、クサガメのクーちゃんのエサやりをしてくれています。
ニワトリは毎朝、ご機嫌に5~10個の卵を産んでくれます。
ヒヨコが生まれる瞬間が見たい!という子どもたちのリクエストで、
今、ふ卵器で卵を温めています。
予定では、あと1週間で生まれます!

先日「検卵」をしてみました。真っ暗な部屋で、卵にライトを当てて
中の様子を見てみます。
すると・・・見えました!空気のスペースがくっきり。そしてヒヨコの体が!

子ども達は「この中にヒヨコいるの!?すごい!!!」と
興奮気味でした。

昨日は漁師さんがブリを届けてくれました。
去年の留学生、「リョウ君の師匠」です。
3人も「師匠!」と呼んでうれしそう。
子ども達は「お魚のさばき方教えてください!!」と、
さっそくお願いしていました。

それにしても新鮮、ぷりぷり!

ブリの胃袋から、子どもたちが小さなイカや小魚を発見!
「こんなの食べてるんだ!」
あたらしい事。発見だらけ。最初は「血が出てるから見たくない――」
と言っていた子も、「やっぱり見てみたい!なんか面白いね✨」

漁師さんのおすすめは、ブリ鍋。という事で、すぐに準備・・

ちなみに頭や中骨は、きれいに処理していただいたので、
明日のブリ大根用に。
その他の食べられない部分は、茹でてニワトリのエサにします。
こういうものを食べさせると、卵が美味しくなるんです。
今朝、ニワトリのエサやりをしてきた子どもたちが「ニワトリ、
魚のあらをめっちゃ食べてたよ!!」と嬉しそうに報告してくれました。
無駄な部分は一切ありません!

ブリ鍋完成!

ブリのみが、「プリン!!」

この日は漁師さんに、ブリの「皮」の乙な食べ方を教えてもらいました!
皮のウロコをきれいにとって、さっとゆでて、刻んだら酢の物にするんです。
食感は、こりこり。いかにもコラーゲンがたっぷりな予感(^^)
とーーーっても美味しかったです♪

昨日は、もう一つ美味しいモノ。
主人がさばいたイノシシ肉の、燻製品です。
こちらはベーコン。
イノシシやシカは、島ではかなりの数が狩猟されていますが、
その9割は処分されています。
害獣であっても命。それを美味しくありがたくいただくことこそ大切。
主人が子ども達に伝えたいことです。

こちらはハム。自家用なので、ちょっと崩れてますが、
お味は抜群!柔らかい。
子どもたちが夢中になって食べる姿に「作り甲斐がある」と
嬉しそうな主人でした。

ところで昨日、えん宛てに小包が送ってきました。
でも、依頼人が書かれておらず、誰からのプレゼントなのか、
今の時点で分かっていません。

ひとまず子どもたちと遊んでみたら、これが大盛り上がりで・・!
きっと、休校中の子ども達のために、どなたかが送ってくれたのかな。

送り主さんはそのうち分るのでしょうが・・ありがたいです!
