秋のしまキャンプ~椿油搾り~
朝は、日の出とともに起きて、まずは海へお散歩。真っ赤に燃えるような
朝陽を体いっぱいにあびたら、みんなで朝ごはん。すぐに作業開始です。
今年も9月から周りの山でつばきの種子(かたし)を拾いました。今回
搾るのは、かたし15キロ分です。今回参加してくれた子どもの一人が、
自分で拾ったつばきの種子を持って来てくれたのでそれも合わせて
搾ることにしました。

まず、大鍋で椿の種子を炒ります。香ばしく炒れたら、臼に移して、杵で
種子をすり潰します。(この作業が一番大変!すごく疲れます・・)
ペースト状に潰れたら、お湯を張った鍋に入れ、煮詰めます。
しばらくすると、油が浮いてくるのですくって別鍋でさらに水分を
飛ばします。さらしと油こし紙で濾せば椿油の完成です!
下の写真は、浮いてきた油をすくっているところ。

お昼には、今回参加してくれた皆さんと(総勢22人でした!)
この島特産の、五島うどん(我が家の「手塩」使用のうどんです♪)を
自家製のアゴだしと、獲れたて卵で地獄炊きうどんにしていただきました。
青空の下、みんなで食べるうどん、美味しかった~~!

作業がひと段落したら、目の前の海で、ミナ貝を採ったり、畑で天ぷらの
材料のゴボウやニンジンを収穫したり・・
椿油は、この日無事に3リットル搾ることができ、早速天ぷらにし、
さらにみんなで獲ったミナ貝は、今回参加してくれた中学生の女の子2人が、
見事にハガマと薪で、炊き込みご飯を炊き上げてくれました!この二人は
しまキャンプの常連さん。さすがです!

朝の8時から始めた油搾り。完成したのは夕方の5時でした。
毎回思いますが、油搾りってやっぱり大変!でも、やっぱり美味しい!!
今回も、おにぎりやおやつ、果物など差し入れをいただきました。
本当にありがとうございます!来年も、また皆さん楽しみましょう♪

