山村留学生との別れ
東京へ戻りました。
たくさんの想いがあふれて、言葉にできませんが、
はっきり言えるのは、りゅうやくんと出逢えて
本当によかった!!
もう我が家にりゅうやくんはいませんが、今も
私のところにひょっこり顔をだして、
「ちーちゃん!おやつは~~?」という
声が聞こえてくるようです。
「ちーちゃん、おはよう!」とか、
「ちーちゃん、今日のご飯なに?」とか、
「ごめんなさい・・」とか、
「ありがとう!!」とか、
「どうして?」とか、
「いやだ!」とか、
「やった~~~!!」とか・・・
「ちーちゃ~ん」と甘えてくる声とか・・
色んなりゅうやくんの姿が目の前に浮かんでは消えて、
この1年という時間がお互いにとってどんなに
大切だったか、今少しづつ実感しています。
りゅうやくんと兄弟のように過ごして、毎日けんかする割には
いつもべったりくっついてた息子の太志は、りゅうやくんが
島を離れた翌日に、一晩だけ熱を出しました。
太志にとっても、かけがえのない存在だったのは
言うまでもありません。
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出発の船に合わせて、小学校の友達が大勢見送りに来てくれました。
いつの間にか、プラカードや紙テープまで用意されていて・・
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りゅうやくんが「こんなに学校が楽しいと思ったのは初めて!!」
と言っていた理由が分かった気がしました。
でもそれは、りゅうやくんの頑張りや優しさがあったから。そうだよね!
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船が見えなくなるまで、「りゅうやく~~ん!!」と叫びながら、
涙を流しながら、みんな手を振ってくれていました。

くらしの学校「えん」の山村留学生第1号のりゅうやくん。
私たちにとっても初めての留学生が、りゅうやくんで本当に良かった。
ありがとう。
1年間の留学の経験が、これからの人生を豊かなものにしてくれますように・・!!

4月からは、新しい留学生がやってきます。とても楽しみです。
これからも、我が家へやってきてくれる子どもたちと共に、
島の暮らしを丁寧に楽しんでいきたいです。
