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山村留学生との別れ

我が家に1年間山村留学していたりゅうやくんが、
東京へ戻りました。
たくさんの想いがあふれて、言葉にできませんが、
はっきり言えるのは、りゅうやくんと出逢えて
本当によかった!!

もう我が家にりゅうやくんはいませんが、今も
私のところにひょっこり顔をだして、
「ちーちゃん!おやつは~~?」という
声が聞こえてくるようです。
「ちーちゃん、おはよう!」とか、
「ちーちゃん、今日のご飯なに?」とか、
「ごめんなさい・・」とか、
「ありがとう!!」とか、
「どうして?」とか、
「いやだ!」とか、
「やった~~~!!」とか・・・
「ちーちゃ~ん」と甘えてくる声とか・・
色んなりゅうやくんの姿が目の前に浮かんでは消えて、
この1年という時間がお互いにとってどんなに
大切だったか、今少しづつ実感しています。

りゅうやくんと兄弟のように過ごして、毎日けんかする割には
いつもべったりくっついてた息子の太志は、りゅうやくんが
島を離れた翌日に、一晩だけ熱を出しました。
太志にとっても、かけがえのない存在だったのは
言うまでもありません。
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出発の船に合わせて、小学校の友達が大勢見送りに来てくれました。
いつの間にか、プラカードや紙テープまで用意されていて・・
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りゅうやくんが「こんなに学校が楽しいと思ったのは初めて!!」
と言っていた理由が分かった気がしました。
でもそれは、りゅうやくんの頑張りや優しさがあったから。そうだよね!
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船が見えなくなるまで、「りゅうやく~~ん!!」と叫びながら、
涙を流しながら、みんな手を振ってくれていました。
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くらしの学校「えん」の山村留学生第1号のりゅうやくん。
私たちにとっても初めての留学生が、りゅうやくんで本当に良かった。
ありがとう。
1年間の留学の経験が、これからの人生を豊かなものにしてくれますように・・!!
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4月からは、新しい留学生がやってきます。とても楽しみです。
これからも、我が家へやってきてくれる子どもたちと共に、
島の暮らしを丁寧に楽しんでいきたいです。


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プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和5年度 山村留学生(小学生)募集は締め切りました。 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

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