鉄窯の塩、そして、うちの子たちが「くぎ」を拾うわけは・・
うちの子どもたちは、時間があると良く「くぎ」を
拾っています。
我が家の生活の中心は、海水を薪で煮詰める「塩」づくり。
私がお嫁に来る前から、主人は一人で塩を作って
生活していました。主人の塩づくり歴は、もう18年です。
その塩づくりに使う窯は、煮詰めから仕上げまで
一貫して「鉄釜だけ」を使用しています。
鉄は最も身近な金属の一つだし、人間の体にも
重要なものです。
以前、管理が楽で耐久性のあるステンレスを導入したことも
あるのですが、仕上がりに納得がいかずに、鉄に戻しました。
正直、鉄窯はすぐにさびて、毎日の管理も大変だし、
大きな鉄釜の価格は安定しません。
時には、3倍ほどに価格が跳ね上がった時に、
鉄窯を購入しなければならないこともありました。
それでも主人はやっぱり鉄釜にこだわりました。
鉄窯で炊く塩は、手を抜くと必ず失敗します。
でも、そんな塩づくりだからこそ面白いといいます。
実際、鉄窯で丁寧に炊き上げた塩は美しく、味はまろやかで
優しい味わい。
明らかに違いを感じます。

海水を煮詰めるための燃料は、すべて薪。
遠赤外線を大量に放出します。
薪は、ありがたいことに縁のある業者さんから
建築廃材をいただき、それを燃料にしています。
建築廃材と一緒に付いてくる「くぎ」
「くぎ」は大量に集めて、業者さんのところへ持っていき、
時価で買い取ってもらっています。

子どもたちは、その時に「くぎ」を拾った分のおこづかいを
もらえる・・というわが家の仕組みなのです。
落ちているものがお金になるなんて・・!と、
子どもたちも大興奮。夢中で拾ってくれます。
佐賀のがばいばあちゃんみたいに、そのうち
腰に磁石をぶら下げそう・・(#^.^#)

薪と鉄窯で作ったお塩のご注文、承っております!!
6000円以上のお買い上げで、全国どこでも
無料で発送いたします。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
(【くらしの学校「えん」】で検索。)
