上五島の特産品「かんころもち」の手作りにチャレンジ!
かんころもちとは「干芋、もち米、砂糖」で作る
お餅で、その8割はサツマイモで作られる、ヘルシーなお餅です。
昔は上五島のたくさんの家庭で、この時期になると手作りしていた、
まさに家庭の味だったそうですが、今では家庭で作られることは
少なくなりました。
去年、餅つき機をおばあちゃんの形見として譲り受け、
餅つき機で作る「かんころもち」の作り方を母に教わりました。
今年は去年の反省点を生かして、再チャレンジ!!
「かんころ」とは、干芋をさらにからっからになるまで
乾燥させたもの。昔は上五島では貴重な保存食だったそうです。
このかんころをお湯につけてふやかした後、蒸し器で柔らかくなるまで
蒸します。

蒸し上がったかんころを、ミンチ機にかけます。
なぜかこの工程で、とても盛り上がりました(笑)

餅つき機で餅をこねておき、ミンチにかけたかんころと混ぜ合わせます。
お砂糖も投入。

なまこ型に成型して完成!
うちはかんころもち専用の機械がなく、ふつうの餅つき機で
作るので、蒸し上げるタイミングなど、テクニックがたくさん必要で、
ほんとに難しい💦
今日も「えん」のアルバイトさんたちと、悪戦苦闘しながら、
何とか作り上げました。
お砂糖は控えめで、干芋の風味たっぷりのかんころもちが完成!
なかなかの出来✨
使ったもち米も、京都の友人(コバタケファームさん)が
無農薬で作った最高のもの!
来年は、さらに効率アップしてたくさんつくれたらいいな~!

学校帰りの、お腹をペコペコにすかせた
二人が美味しい美味しいと食べてくれて・・
作ってよかったと、しみじみ感じる瞬間です(●^o^●)

