在宅血液透析導入から、2年が経ちました。
始めて、2年が経ちました。

私の透析歴自体は、12年。
透析をしながら妊娠、出産した息子も、早いものでもうすぐ11歳。
1500gで生まれ、ちっちゃな赤ちゃんでしたが、
信じられないほど元気で、体力もあり、やんちゃな男の子に成長しています。
写真は、在宅血液透析を導入してすぐに撮った写真です。

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あれから自宅での透析も465回目。
可能な限りでしっかり透析をして、
よく食べてよく動いて、体調もとてもよくなりました。
ずっと主人の夢だった、「山村留学生(小学生)の受け入れ」
を今年度から始めることができたのも、まさに在宅血液透析
で私の体調がよくなり、精神的にも余裕ができて、
私が一歩を踏み出せたことが、大きかったのです。
実際今は、留学生との暮らしが楽しくて仕方ありません。
主人や息子も、具合が悪いと寝込むことがない私の姿を、
とても喜んでくれていて、それが何よりも嬉しい。

大変なことやしんどいことが、ないわけではありません。
でも、それ以上に今は、やりたいことでいっぱいで、
毎日がとても充実しています。
私にとって日々の透析は、やりたいことをやるために、必要なもの。
透析のお陰で生かされていることに日々感謝し、
主治医の先生や、いつも見守って下さる透析室の
スタッフさんにも感謝し、
例えば喧嘩の真っ最中でも、忙しい時でも、
介助をしてくれる主人にも、心から感謝しています。
これからも「ありがとう」の心を決して忘れないように、
過ごしていきたいと思っています。
