しまキャンプ夏 4日目の報告です
ですがこの公民館非難が子ども達にとっては新鮮で楽しかったようです。
その上のんびりとしたスケジュールにしたため、体を休める1日にも
なりました。
避難は午後からだったため、長崎の原爆投下日だったその日は、
スタッフさんに絵本の読み聞かせをしてもらいました。
読んでもらったのは、あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」。
~なつの夜の空襲で、家族と離れ、ひとりぼっちで街をさまようちいちゃん。
悲惨な戦争の陰に 小さな命を閉じた 女の子の姿を、静かに描いた絵本。~
みんな集中して、真剣に聞いていました。

読み聞かせの後、みんなで戦争と平和について、語り合いました。
おなじ絵本を読んでいても、それぞれ色んな想いがでてきました。
みんなでその想いを分かち合う、貴重な時間になりました。

11時2分には黙祷をし、そのあと「ちいちゃんのかげおくり」を真似て
みんなでかげおくりをしてみました。

お昼ご飯には、玄米と味噌汁、梅干しで質素に、でもお米を
良く噛みしめながら、ご飯を食べられることのありがたさもしっかり噛みしめて
いただきました。
お昼からは、みんな楽しみにしていた温泉へ。
スッキリと汗とススを流しました。
この時間になると、時折突風が吹き始めたため、公民館へ。
ただ、とてもいいお天気だったので、近くの公園でサッカーをして
遊びました。

夕飯は公民館でみんな輪になって。地元の方から沢山のキュウリや
果物をいただき、美味しくいただきました。
この日の夜は、公民館で寝袋に入ってみんな一つの部屋で転がって
眠りました。
テントが壊れてしまうほどの風ではありましたが、何の被害もなく
無事に過ごすことができました!

