fc2ブログ
   
06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   

特別な「かんころもち」

五島列島と大阪が舞台の、NHK連続ドラマ小説「舞い上がれ!」
にも登場し、今人気を集めている五島列島のソウルフード、
「カンコロ餅」💛
昨日、子どもたちと手作りしました!

でも、ただのカンコロ餅ではない、作ったのは、「えん」でしか
作れない、「特別な」カンコロ餅です✨
5,1,16,1

カンコロ餅の原料の基本は、さつまいも、もち米、砂糖の3点。
特別な理由①
メインの原料、サツマイモは、留学生たちと頑張って育てたものです。
5,1,16,2

イノシシの害にも負けず沢山収穫できましたが、なんと半分以上が
紫芋だった!なので、カンコロ餅も今年はほぼ、紫芋で(*^^*)
5,1,16,3

ただ、さつまいもともち米を合わせるだけではありません。
最大の特徴は、サツマイモを茹でてカラカラに干しあげたものを
使うということ。これを「カンコロ」といい、五島列島の保存食でした。

特別な理由②
これも、12月に、子どもたちと時間をかけて手作りしました。
5,1,16,4

きれいに干しあがったのが年末。(普通の干し芋ではありません。
本当にカッチカチです)
5,1,16,5

大事に保存して、子どもたちが冬休みにご実家から帰ってくるのを待ちました。
5,1,16,6

さあ、朝から、まずは熱湯にカンコロ(干し芋)を10分入れてふやかし、
30分蒸します。
5,1,16,7

ほくほくに柔らかく戻ったカンコロを、ミンチ機にかけていきます。
まずは貴重な、紫芋ではないほうから。
5,1,16,8

繰り返し、丁寧に2度挽きします。
同時にお餅もついていきます。
特別な理由③
留学生のご自宅で育てたもち米を100パーセント使用!
いやーー!今年はもち米が収穫できなかったので、ありがたい!
5,1,16,9

熱々のつきたてのお餅と、熱々に再保温したカンコロ、
お砂糖をつき合わせると、みるみるカンコロ餅に!
テンションが上がって、ブレるカンナちゃん(笑)
5,1,16,10

できました!滑らかなカンコロ餅が✨
5,1,16,11

さあ、一旦お昼ごはんにしましょう。
お餅と、女の子2人が朝から手作りしてくれた豚汁です。
5,1,16,12

と、そこになおきくん登場。おかえりなさい!
5,1,16,14

なおきくんは、地域の行事に参加させていただいていました。
小串神社の、的射りです。
5,1,16,22

着物を着せていただき、弓で矢を射り、一年の無病息災を祈る行事です。
貴重な経験、有難かったです!
5,1,16,21

ということで、無事に、立派に使命を果たしたなおきくん、
カンコロ餅作りに合流です。
5,1,16,19

餅つき機はフル回転、5回まわしました。
5,1,16,13

カンコロ餅は、ナマコ型に整えるのが習わしです。
みんな上手になってきました。
5,1,16,15

いい出来栄え✨
5,1,16,16

特別な理由、その④
にぎやかに、和気あいあいと、この子たちと作ったから!!
5,1,16,20
お陰様で、今年もおいしい特別なカンコロ餅が完成しました!

大活躍の餅つき機は、私のおばあちゃんの形見です。
「あよーー!今年も賑やかでよかなあ~!」って、
天国から、笑って見てくれているかな。
スポンサーサイト



Secre

プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和5年度 山村留学生(小学生)募集は締め切りました。 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR