頭が島天主堂へ行ってきました⛪

上五島には、世界文化遺産に登録された集落があります!
2018年に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する
「頭ヶ島の集落」です。
この集落には、大正8年に完成した「頭ヶ島天主堂」がありますが、なんと!
島内の「石」を切り出し、積み上げて建設されています。
設計は、長崎県を中心に多くのカトリックの教会堂建築を手がけた、
新上五島町出身の大工 棟梁・建築家の、「鉄川与助」さん。
神父様の指導の下、地元の信者さんたちが力を合わせ、
半農半漁で自給自足をしながら、10年かけて完成した教会です!
内観の造形は、船底天井と五島列島の椿を模した花装飾と、
青を基調とした華やかな雰囲気が美しいです✨
教会堂のほかに司祭館と門柱が重要文化財の附(つけたり)指定となっており、
土地(境内地)も2003年に重要文化財に追加指定されています。
教会堂本体とともに付属建物・石垣・石段などが周囲の環境とともに
良好に保存されている点が、文化財として高く評価されたそうです。
そんな素晴らしい教会の前で!

この日は、朝から出かけよう!と前日のうちに話をしていました。
そしたら二人が早起きして、動物のお世話をやってくれていました!
ナオキ君はそのころまだ夢の中・・(#^^#)
でも、二人ができるようになったのは、2年目留学のナオキ君が
教えてくれたからです!
生みたて卵です!

朝食前にはみんなで洗濯物を干し、またヒカル君が生みたて卵で
朝食を作ってくれて、食後には3人で食器も洗ってくれて・・
本当に助かっています。
そんなわけで、予定通りに出発!
頭ヶ島大橋。この橋を渡れば、世界遺産の集落です。

大橋の下を覗いてみると・・

きれい!透き通ってる!
ここで泳ぎたい~~!!と子どもたち。

天主堂前の砂浜では、思わず走り出しました(#^^#)

そして、天主堂を眺めながら、釣りです!

カサゴ(あらかぶ)が何匹か釣れました。

帰宅したら、早速さばきます。
うろこを取った後でも、この新鮮さ。

釣った魚は、すべてヒカル君がさばいてくれました。

刺身の断面をご覧ください!新鮮の証。オーロラ色です✨

大きいカサゴだったので、お刺身にしました。
プリプリで、絶品✨

この日も、調味料含めて、ほぼ自給自足ご飯!

頭ヶ島に行った日は、午後からみんなで外遊び。

ブランコを、工夫して手作りしていました。

海のごみ拾いもしました。
散歩に行くと、子どもたちの方から「海ゴミ拾っていい?」と
聞いてきます。

「どうして拾ってくれるの?」と聞くと、
「きれいにしたいから!!」と子どもたち。
・・・感動・・・

目の前の畑では、ニラと大根の収穫です。
収穫したばかりのお野菜を使って、、

焼きそばをみんなで作りました。

「えん」にはたびたび客さんも訪れてくれて、にぎやかに暮らしています!
お魚づくし🐟✨
お世話になっているお兄さんから、釣れたてのヒラスズキをいただきました!

釣りもさばくのも大好きなヒカル君が、早速さばきます。

さばいてる最中、漁師の私の父が来てくれて、一緒にさばいてくれて。

釣りを楽しむために、釣具屋にも行きました。

父と少しの間釣りをしてみたら、キジハタを釣って、ヒカル君大喜び!

この魚は上等で白身の美味しい魚ですが、生命力もすごい。
内臓を出しても、まだ動く。

煮物にしようと煮汁に入れると、それでもまだ跳ねる!
びっくりです。

この日の夕飯は、魚づくし。
ヒラスズキの刺身、ヒラスズキの頭の塩焼き、ヒラスズキのムニエル、
キジハタの煮つけ・・

ちなみに私の母も遊びに来てくれて、植物やアロマオイルが
大好きな母と、やえちゃんはおしゃべりに花が咲いていました。

翌朝、ヒカル君が朝ごはんを作ろうかと言ってくれて、
私は前夜からパンを仕込み、えんの卵を使って、
卵トーストを作ってくれました✨

とっても美味しくて、ビックリしました!

夏野菜の準備も始めました。
やえさん、ミニ耕運機にチャレンジ。

大事に丁寧に、みんなで種をまきます。

先日の日曜日は、えんのみんなのおばあちゃん、ママリンの
誕生日でした。
私はやえさんと、えんでとれたジャガイモで、コロッケづくり。

男の子たちは、お魚を釣って、プレゼント。


前日にさばいていたヒラスズキは、カルパッチョにしました。

コロッケも、ジャガイモほくほくでとっても美味しかったです!

食後は、ママリンがリクエストしてくれた、ガトーショコラ。
えんの卵と、チョコたっぷりで!

えんのハーブ園のレモングラスティーと一緒に。
たくさん笑って、美味しくて、ママリンも喜んでくれて。
幸せなひと時でした。

令和5年度の留学、始まりました!
くらしの学校「えん」しま留学、今年度も3人の子どもたちとの
暮らしが始まっています!
両脇の二人は、えんに来てまだ一週間。
真ん中のなおきくんは、2年目のえんでの留学です!

えんの母屋の目の前には、鶏小屋と、山桜。その下には、
小さなひょうたん池。
春の息吹をめいいっぱいに感じます。

みんながえんに集合して3日目。始業式の後、
同じクラスになった島の子が、遊びに来てくれました。
一緒に、えんの周辺のお散歩へ。

そこらじゅうの植物に、新芽が芽吹いています。
ヒカル君が持っているのは、「シロダモ」の新芽。

産毛がびっしり生えて、黄金色!
子どものころから、私はこの時期だけに見られる不思議なはっぱを
「猫の耳」と呼んでいました。

手触りも、まるでビロードの布のよう。
ふわふわで、つやつやで、肉厚の葉っぱ。
みんな驚きながら触っていました(#^^#)

そして山つつじを見つけて、甘い蜜を吸う子どもたち。
そして、ヨモギやスイバなど、食べられる葉っぱも収穫。

カイコのような、不思議な木の実?も発見。
大きくて、サイズは子どもの手ほどの大きさ!
今、調べてみているところですが、なかなか判明しません。

散歩の帰りに海へ。

ゴミが漂流していますね・・

すると誰からともなくゴミを拾い始めました!
嬉しい。ありがとう✨

帰宅したら、収穫した野草を天ぷらにして、てんぷら蕎麦を
いただきました。

ヨモギの天ぷらが、大人気でした(#^^#)

「えん」は毎日、お当番があります。
みんなが気持ちよく過ごせるよう、責任を持って取り組みます。

こちらは、薪でお風呂を沸かすお仕事です。

お茶碗洗いも、自分たちで。
みんなで協力して、上手に洗ってくれています。

やえちゃんに、飛魚出汁のだし巻き卵をレクチャー。
センスがあるので、すぐに覚えてくれそうです!

卵ももちろん、えんでとれたもの。
新鮮さを保つための向きを、なおきくんが教えてくれています。

こちらは釣りの準備で盛り上がっています。

そして早速釣ってきました!
今年は、釣り三昧の一年になりそうな予感です(#^^#)
