ジャガイモの収穫、人参のプレゼント、地域の愛、次へ繋げる・・

ごらんの通り、美しい赤土の畑です。
この畑で、2年前からサツマイモを、昨年秋からはジャガイモにもチャレンジ。
イノシシ対策が大変で、今までイモ類を作るのは敬遠してましたが、
しっかりとした金柵で囲み、順調に収穫ができています!
芋ほりの前に、麦ふみをする子どもたちとイチ。

大きさ別に仕分けしながら・・

箱に詰めていきます。

3年前は硬かった土が、少しづつ、いい感じにほぐれてきています。

育ってくれてありがとう!ジャガイモさん!

頑張って育てたお芋のお味はどうかな・・

この日は土曜日だったので、畑から帰ったら、私はすぐに透析を開始💦
収穫後一時間もしない掘りたてのジャガイモで、私の代わりに
子どもたちが作ってくれた、コロコロジャガイモのパスタ。
新鮮だから、皮ごと。
掘りたてのイモって、こんな風味がするんだ✨
その他、ほくほくのじゃがバター、ジャーマンポテト、肉じゃが・・・
新鮮ジャガイモ料理を楽しんでいます💛

昨日、買い物から帰宅すると、玄関にたくさんの可愛い人参が
どーーん!とおいてありました。
去年動物ふれあい見学に来てくれた小学一年生が、
動物たちに!と、自分たちで育てた人参を、プレゼントしてくれました。
いただくのはこれで2度目です。
ありがたい・・・!!うれしい!!涙、涙・・

早速まずは、ミルトンへ。
ばりっ、ぼりっ!むしゃむしゃ・・・
おいしそうな音を立てて、モリモリ食べました。

ひもが引っかかっていて、ご機嫌斜めだったヤギのシロちゃんも、
美味しい人参で機嫌を直してくれました(*^^*)

人参もだけど、人参の葉っぱをこよなく愛するウサギのサファイア。
幸せそうに食べています。
子どもたち、先生、ありがとうございました!!

寒波・・・五島にもやってきました。
朝起きたらうっすら雪化粧。
山水の水道管が凍り、ニワトリの飲み水も、凍ってしまっていました・・!

そんな日のおやつは、やっぱり「カンコロ餅」

ふっくら焼いて、フーフー言いながら熱々を食べます。
サツマイモから自分たちで作った、カンコロ餅。
美味しいに決まっています💛

月に一度、えんのある北魚目地域では「放課後子ども教室
とっぴー会」が催されています。
この日は、地元の漁師から魚を仕入れ、魚をさばいて刺身にし、
アジフライにし、郷土料理のジャガイモ団子を作るという企画。

お世話してくださる、地域の方や保護者さん方に感謝!

手作り料理の、愛のこもったワンプレーとランチ!
地域の愛を、ひしひしと感じます。

そうそう、いま「えん」では、漢字の勉強に火がついています。
10日後に、小学校で漢字検定の試験があるのです。
苦手な子も、そうでない子も、とにかく猛特訓です。
一人やり始めたら、だんだん集まって、結局いつもみんなで
漢字の特訓です。
主人が、上手に教えてくれています。
合格させてあげたい気持ちは山々だけれど、
うまくいかない時だってある。でも、どうせやるなら悔いなく精一杯!
の経験を、させてあげたいな、そんな環境づくりが私たちの役割です。

気が付けば、もう2月。
一年一緒に過ごした留学生たちとは、あと一か月半ほどでお別れです。
4月からの新しい留学生も決まりました。
この紙は、島の小学校の子どもたちに
「私たちと仲良くしてくれてありがとう!新しい留学生も、よろしくね!」と、
次の留学生を、繋いでいくためのものです。
一日一日を、かみしめながら、過ごしています。

特別な「かんころもち」
にも登場し、今人気を集めている五島列島のソウルフード、
「カンコロ餅」💛
昨日、子どもたちと手作りしました!
でも、ただのカンコロ餅ではない、作ったのは、「えん」でしか
作れない、「特別な」カンコロ餅です✨

カンコロ餅の原料の基本は、さつまいも、もち米、砂糖の3点。
特別な理由①
メインの原料、サツマイモは、留学生たちと頑張って育てたものです。

イノシシの害にも負けず沢山収穫できましたが、なんと半分以上が
紫芋だった!なので、カンコロ餅も今年はほぼ、紫芋で(*^^*)

ただ、さつまいもともち米を合わせるだけではありません。
最大の特徴は、サツマイモを茹でてカラカラに干しあげたものを
使うということ。これを「カンコロ」といい、五島列島の保存食でした。
特別な理由②
これも、12月に、子どもたちと時間をかけて手作りしました。

きれいに干しあがったのが年末。(普通の干し芋ではありません。
本当にカッチカチです)

大事に保存して、子どもたちが冬休みにご実家から帰ってくるのを待ちました。

さあ、朝から、まずは熱湯にカンコロ(干し芋)を10分入れてふやかし、
30分蒸します。

ほくほくに柔らかく戻ったカンコロを、ミンチ機にかけていきます。
まずは貴重な、紫芋ではないほうから。

繰り返し、丁寧に2度挽きします。
同時にお餅もついていきます。
特別な理由③
留学生のご自宅で育てたもち米を100パーセント使用!
いやーー!今年はもち米が収穫できなかったので、ありがたい!

熱々のつきたてのお餅と、熱々に再保温したカンコロ、
お砂糖をつき合わせると、みるみるカンコロ餅に!
テンションが上がって、ブレるカンナちゃん(笑)

できました!滑らかなカンコロ餅が✨

さあ、一旦お昼ごはんにしましょう。
お餅と、女の子2人が朝から手作りしてくれた豚汁です。

と、そこになおきくん登場。おかえりなさい!

なおきくんは、地域の行事に参加させていただいていました。
小串神社の、的射りです。

着物を着せていただき、弓で矢を射り、一年の無病息災を祈る行事です。
貴重な経験、有難かったです!

ということで、無事に、立派に使命を果たしたなおきくん、
カンコロ餅作りに合流です。

餅つき機はフル回転、5回まわしました。

カンコロ餅は、ナマコ型に整えるのが習わしです。
みんな上手になってきました。

いい出来栄え✨

特別な理由、その④
にぎやかに、和気あいあいと、この子たちと作ったから!!

お陰様で、今年もおいしい特別なカンコロ餅が完成しました!
大活躍の餅つき機は、私のおばあちゃんの形見です。
「あよーー!今年も賑やかでよかなあ~!」って、
天国から、笑って見てくれているかな。
それぞれの家族の時間~年始編~
改めまして、明けましておめでとうございます!
たまにはうちの動物たちの姿を。
ポニーのミルトン、美味しそうにニンジンをほおばっています。
このニンジン、実は「特別な✨」ニンジンです。

去年、島のいくつかの小学校や中学校が、動物ふれあい体験や
職場体験に来てくれたのですが、その中のある小学校の
一年生が、「えんの動物たちに、ニンジンを育てたい!」と、
学校の畑でニンジンを作ってくれて、先日担任の先生が
持ってきてくださったのです✨

見学の後、授業で「えん」の動物の絵を描いてくれたようで、
子どもたちの力作をちりばめた2023年のカレンダーまで
いただいてしまいました!!

素敵✨

すぐに、ニンジンを動物たちのもとへ。
ヤギのシロちゃん、もぐもぐと一気に!

ウサギのサファイア、小さなお口でシャキシャキといい音を立てて、
葉っぱごと完食!
動物たち、みんな喜んだよ!ありがとう!(^^)!

鶏たちも、年が明けたとたんに卵を沢山産み始めました!

さてさて、実は年末、冬休みで留学生がいない間に、
主人はあるものを作り始め、完成させました!

これを使って・・ドッグランです!

息子にも、長崎から帰省する際にペットshopに寄ってもらい、
フリスビーを買ってきてもらいました!(^^)!

そしたらイチは、走る走る・・!

楽しそうです!留学生たちも、びっくりするだろうなあ・・!

年が明けて・・

今年は初めて、伊達巻に挑戦してみました!

お正月明けには島の実家へ。
両親が、ご馳走を用意してくれていました。
父のいけすの伊勢海老のお刺身や・・父お手製の太刀魚のすり身を、
母がお料理で、何種類もの揚げ物や、煮物などなど・・
おなか一杯、充電いっぱい!!

五島列島の有川地域では、お祝い事に鯨を食べる習慣があります。
この島は、江戸時代に、捕鯨が盛んだったのです!
主人と父、お酒が進んでいました・・!

翌朝は伊勢海老のお味噌汁でした。
しみわたる美味しさでした。

お正月はのんびりと、姪っ子ちゃんたちとこたつで折り紙。

柴犬の折り紙がお気に入り!

皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さあ!もうすぐ留学生たちが帰ってきます!
静かなお正月気分はもうおしまい。
今年も、子どもたちと沢山、楽しみます(^O^)/
それぞれの家族の時間~年末編~
それぞれの自宅で家族と過ごしています。
高校進学のため長崎市内で寮生活をしている息子も、
久しぶりに帰ってきて、ひと時の家族だけの時間を過ごしました。
大きく成長中の息子と、腕相撲をする主人。
まだ主人は負けませんでした(笑)

大好き同士だけれど、普段は離れて過ごす太志とイチ。
イチの熱烈なお出迎え( *´艸`)

私は息子が帰ってくるのがうれしくて、前の日の晩に
チーズケーキを焼きました。

男子校の寮ではクリスマス気分が味わえない!!と
ボヤいていたので、思いっきりクリスマス使用にしてみました。
フライドチキンに、紫芋のポタージュ、カルパッチョ・・

実は最近、紫芋のポタージュが私の中で大ヒットで(笑)
紫芋で干し芋を作ったとき、茹ですぎてしまったものが大量に
できてしまい・・玉ねぎと合わせてポタージュにしてみたらおいしい!
でも独特の色で、留学生から「まるで魔女が作るスープみたいだね」
と言われたことから、今ではこのスープ、えんでは
「魔女のスープ」と呼んでいます(*^^*)

そしてなぜか、競馬の話で盛り上がる、おばあちゃんと孫。

10日間滞在中、イチの一日2回のお散歩は太志のお仕事。

海ごみ拾いも一緒にやってもらいました。
おかげで大きいごみが無くなり、すっきり!

年末には、えんのアルバイトさんご家族と忘年会。
こずえさんは、塩の袋詰めだけでなく、私の自宅透析中の
家事全般や、留学生の見守り、そしてプライベートでも
大変お世話になっていて、
もうこずえさんなしではえんは回っていきません(#^^#)
とっても頼りになる存在です✨
いつもありがとうの感謝を込めて、島のお気に入りのレストランで、
美味しいお料理を堪能しました。

その後、歌を歌うことが大好きな息子のために、カラオケへ。
主人と息子にマイクは奪われっぱなしでした~
太志の歌のセレクトは面白く、はやりの歌の間に
グローバルコースで勉強中の太志らしく、英語だけの歌を
かっこよく歌ったと思ったら、1978年にヒットした
ゴダイゴのガンダーラを歌って、90点近くを出したりします(笑)

スマホに夢中の現代の高校生となりつつある息子ですが、
帰省してきた日、椅子に座ってほどなくして、小さいころ
お気に入りだった絵本を、「懐かしい・・」と読み始めたりします。
そういうところ、ずっと変わらないでほしいなあ・・と思った年末でした。

留学生たちは、それぞれのお家で、どんな年末を過ごしたでしょうか?(*^^*)