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梨乃ちゃんとの50日間

5年前にインターンを通して知り合った「梨乃ちゃん」が、
50日間「えん」に滞在してくれました。

梨乃ちゃんとの豊かな日々を、ここに記しておきたいと思います!
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私達と、まるで家族のように過ごしてくれた梨乃。
息子が駅伝大会で区間賞をとった日も。
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一緒にお祝いしてくれました。
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ちょうど小麦粉を切らしていて・・
料理のセンス抜群の梨乃のアドバイスで、
米粉のシフォン完成!
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優しい包み込むパワーが沢山の梨乃のそばには、
いつでも子ども達がくっついていました(*^^*)
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子ども達と同じ目線で、沢山遊んでくれて、
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共感してくれて・・
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お料理の原点には、自然を愛する心が。
えんに繁っている、ジャスミンに似た香りの植物を「クサギ」という
植物だと教えてくれて、ジャスミン風クサギティーを手作りしてくれたり。
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残り物と「えん」で実る食材で作り出してくれるお料理には、工夫とセンスがいっぱい!
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私がちょっと体調を崩して寝込んだ次の日には、
「回復おめでとう!」と、ケーキが!
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ケーキがまるで、野原のよう✨
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そしてこの笑顔のチャーミングさ。
梨乃に出会った人はみな、梨乃が好きになりました。
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主人のバースディにも。
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玉ねぎ600本の植え付けの時も。
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椿油搾りも。一緒に楽しんでくれました。
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エリちゃんがクレープが苦手で、学校の調理クラブが憂鬱だと話したら・・
クレープを、一緒に作ってくれて。それがとても楽しくて、一口食べてみたら、
美味しくて、一気に克服!
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カンコロ切りも、
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芋ほりも。一緒にやったなあ。
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えんのポニー、ミルトンにも乗って。
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子ども達の表情で、仕草で、良く分かります。
子どもに寄り添う梨乃の心。
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主人のギターと。ウクレレ、練習したかったね!
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「香り」の勉強もしていて、大人たちはパックもしてもらいました。
左上。パックをしてもらった、えんのアルバイトさん(笑)
怖くて面白くて、みんなで大笑いしました!
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後日、梨乃がお手紙をくれました。
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「今回見たえんは、5年前と変わらない景色。
でもきっと、変わらないものを残すって簡単なことじゃないはず。
一瞬一瞬を本気で生きてきた、ゴリリンとちーちゃんだからこそ
作れる景色だと感じた」

そして、滞在中に何度か言ってくれた、
「地元で、えんのような場所を作りたい」

最高の誉め言葉と、最高に嬉しいメッセージをいただいて、
主人も私も、身が引き締まる想いです。

ここはすでに、私たち家族だけの場所ではない。
20年間のしまキャンプの子どもたちと、
5年前からの留学生の子ども達と、
沢山来てくれたインターンの学生さんたちと・・
みんなが少しづつ、たくさんの思い出とともに作り上げてくれた場所です。

これからも、多くは望まず、変わらない場所であり続けたい。
梨乃が、それに気づかせてくれました。

これから梨乃が作り出す「梨乃の世界」。
最高の場所だろうなあ。想像するだけでも、ワクワクします。
梨乃、楽しみにしてるよ!!

梨乃へ、たくさんのありがとう!を込めて・・・。
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段々畑で麦を育てる!

カツキ君が真剣に蒔いている種は、「えん」で代々繋いできた
「小麦の種」です。
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今年も留学生たちと、段々畑で麦を育てます。
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受験勉強中の息子にも声をかけて、畑で気分転換です。
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えんの段々畑からは、9面のどこからでも海が望めます。
私も、ほっとする景色の一つです。
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麦の種まきは11月ですが、収穫は翌年の6月。
この子たちは、自分たちのまいた麦の収穫はできませんが、
去年の留学生たちが蒔いてくれた麦を、6月に収穫してくれました。
この麦は、来年度の留学生が収穫してくれます。
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「土を触る」子ども達。最初は軍手をしてましたが、いつの間にか外していました。
土を触ると気持ちが良いことを、本能的に知っているのかもしれません。
体調が悪い時、土の上に裸足で立つと元気が出ると聞いたことがあります。
私も裸足にはなりませんでしたが、素手で土を触り、
大地からパワーをもらった気分です。土の匂いからも、元気をもらいました。
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見上げると、椿の木が一本だけ、満開に花を咲かせていました。
最初に気づいたのは子ども達。しばし眺めてみんなでうっとり。
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ちなみにこれまで収穫した麦は、様々なものに加工してきました。
エリちゃんが運んでいるこちらは・・
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ゴリリン(主人)用のバースデーケーキ。
今月の頭は主人の誕生日でした。
えんの小麦粉100%で焼いたケーキです。
生クリームとフルーツが好きな主人からのリクエストでした。
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先日、ご夫婦で小串に引っ越してきた方をお誘いし、
ウェルカムパーティーをしました。
主役はえんの小麦粉を使ったピザ!石釜でこんがり焼きました。
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こちらはえんの小麦粉を使ったシフォンケーキ。
えんの生みたて卵をたくさん使って、ふんわり!
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留学生のおばあちゃんに教えていただいたレシピで、
オートミールチャンク。えんの小麦粉入り。
手塩がアクセントで、子ども達もお気に入り。
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去年の留学生とは、えんの小麦で醤油を仕込みました。
(この写真は、醤油麴を手作りしているところ。
この後、塩水と混ぜて、1年以上熟成させました)
もうすぐ絞ってみようと思います。
どんなお醤油ができているでしょうか。
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ところで、えんの段々畑の麦づくりは、いつからだったでしょうか。
息子がまだ小さかったから、10年くらい前からでしょうか。
~~これまでの麦の実りの様子を振り返り~~

麦ふみをする太志とリュウ。冬の太志のお仕事でした。
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麦の青い穂と子ども達。
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収穫間近の麦と太志。
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段々畑の麦の収穫。(このころは、段々畑はまだ五段ですね)
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麦の収穫をイベントでやったこともありました!
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これまで受け継いできた種で、今年は段々畑9枚の面に麦の種を蒔きました。
成長、収穫が楽しみです。

エリちゃんの誕生日、おめでとう!

1年間、親元を離れて過ごす留学生。もちろん誕生日も自宅ではなく、
私たち里親のもとで過ごします。
だからこそ、めいいっぱい楽しい日にしてあげたい!!

みんなで、俄然張り切ります(^O^)/
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当日は、エリちゃんを想う方から地元産のお肉が!
これは・・「えん」の生みたて卵と、畑の野菜をふんだんに使って、
すきやきだ!
「えん」のみんなのおばあちゃん、ママリンは、お赤飯を炊いてきてくれました!

美味しすぎて、楽しすぎて、食事中の写真は一枚もなし(笑)
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大満足の夕飯を終えて、私からのプレゼントは、エリちゃんからのリクエスト、
チーズケーキ。
すみっこぐらしバージョンです💛
えんのたまごと小麦粉を使っています。
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カツキ君が、いいタイミングで電気を消灯!
はるとくん、ハッピーバースデー歌いながら、ケーキを運ぶ。
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そしてこの表情(*^^*)
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みんなからの、「おめでとう!!」の言葉のシャワー✨
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エリちゃん、ケーキのお味もデザインも、気に入ってくれました。
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男の子2人が、そわそわニコニコしていると思ったら・・
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手作りの、プレゼントでした。
箱の中には、海で集めた宝物の貝殻やシーグラスが。
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なんと、箱の裏にはリラックマのサプライズが。
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良かったね、エリちゃん💛
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リラックマが好きだと知った太志も、パソコンで何やら作りはじめ・・
リラックマカードゲームを速攻で作り、プレゼントしていました。
こんな一面もあるんだ・・!
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離れて暮らす家族からのバースデーカードを手に、一日中
スマイルのエリちゃんでした。
離れているからこそ、家族からの愛をいっそう感じたエリちゃんだったようです。

不格好だけど・・「えん」の自家製カンコロ餅!


サツマイモも、もち米も、自家製!ようやく念願の、材料から手作りの
カンコロ餅ができました!

おばあちゃんが母に、母が私に教えてくれた試行錯誤の作り方。
でも、うちは蒸すのもせいろと薪で、搗くのも臼と杵でやるので、
いやーーー、難しいです( ;∀;)

「えん」独自の作り方をご紹介♪(まだ、試行錯誤中ですが)
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先日からみんなで作ったカンコロ(干し芋)が、メインの材料です。
しっかり乾きました!
ところどころ黒っぽくなったのは、芋のゆで加減が足りなかったようです。
来年はきれいなカンコロづくりに再チャレンジ!
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カラッと乾いた干し芋を戻すために、熱湯に5分。
せいろに入れて・・
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えんのもち米と共に、蒸していきます。
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一時間ほどで、お米もカンコロもふかふか、いい香り。
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何でも「やってみる」のが好きな主人は、もち米とカンコロと砂糖を
臼に入れて、いきなり搗き始めました。
結果・・味はいいけど、芋がなめらかではない・・。
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そこでやっぱり、カンコロはミンチ機にかけていきます。
きれいなペースト状に。
子どもたちの反応が、いろいろ面白かったです(笑)
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もちは熱いうちに搗け!なので、3つの材料を合わせて、男性陣で素早く。
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後半、子ども達と女性も搗かせてもらいます。
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よし!だんだんなめらかになってきた。
結局3回搗きました。
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笑っちゃうほどのごつごつカンコロ餅と、なかなかいい感じのカンコロ餅の出来あがり!
お味は。。「芋感が半端ない、おもち!うまい!!」と子ども達。
確かに、ここまで芋の味がするカンコロ餅は、初めて。
とってもおいしいけれど、より滑らかな味を目指して、来年はもうちょっともち米を増やそう。
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臼で3回搗いたら疲れたので、残りのもち米は、おばあちゃんからもらった
形見の餅つき機で、白餅を。
みんなで育てたもち米、喜びもひとしお。
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スイッチ一つで、蒸すのも搗くのもやってくれる・・文明の利器はすごい。
さっきまで薪で蒸して、臼で搗いていたからこそ分かる、便利さ✨
フカフカの、最高に美味しい白餅完成。
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おまけ・・餅つき機の部品にくっついて取れないお餅を、
むさぼり食う子ども達。
「だって、みんなで作ったもち米、きれいに食べないともったいないんだもん!!」
・・たしかに(笑)
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田植えや稲刈り、芋の苗植えや芋ほり、カンコロづくり・・そのすべての作業に
携わったからこその、感動的な、特別なおいしさ。
キラキラ笑顔で「美味しい!!」の子どもたちの反応が、私たちにとっても
一番のご褒美です。

おいしい「カンコロ餅」を目指して✨

島の郷土料理、「カンコロ餅」は、みんなの大好物。
田んぼが少なくお米が貴重だったころ、段々畑で豊富にとれていた
サツマイモを保存のために干して、貴重なもち米とお砂糖と共に
搗き合わせて作り続けてこられたのが、カンコロ餅。
週末、まずは干し芋を作る作業です。
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サツマイモはもちろん、先日みんなで掘ったもので!
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まずは、土を落として皮をむく作業。
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作業服用の洗濯機で芋を洗うと、意外と皮がむけることを
発見!
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そうしているうちに、みんなが集まってきた♪
男の子たちは、チャンバラごっこのようですね(^^)
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きれいに処理されたお芋をスライスしていくのですが・・
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これ、昔からある「カンコロ切り」という道具です。
おばあちゃんが使っていたのを、実家から借りてきました。
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カンコロ(干し芋)にちょうどいい厚さにカットできるんです。
使い方を間違えると危ない道具ですが、軍手をして、
安全を確認しながら、子どもたちにもしっかり体験してもらいました。
表情も真剣。
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去年いただいたカンコロ餅が冷凍庫にあったので、
カンコロを作りながらカンコロ餅を!
紫芋とノーマルのカンコロ餅。
香ばしくってふわふわで、お芋の味がしっかり!
やっぱりおいしくて、俄然やる気が上がります。
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大きい鉄窯にお湯を沸かしたら、どんどんゆでていきます。
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煮崩れない程度に茹でたら・・
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トレイに広げていきます。
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全部でトレイ12枚分、ゆでたお芋を干しました。
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夕方になったら、室内に取り込み、しばらく干し続けます。
干し芋ができたら、先日収穫した「えん」のもち米と共に、
いよいよカンコロ餅づくり。楽しみです!
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今回は「えん」で掘ったサツマイモのうち、傷ついたものはほとんど
カンコロに加工できました。
そして相変わらずサツマイモ料理尽くしの我が家。
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この日は子ども達も手伝ってくれて、子ども達大好物の大学芋です。
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そうそう、カンコロの作業中、傍らでダリアが一輪咲いていたんでした。
いつの間にかエリちゃんが写真を撮ってくれていました。
可愛いミーちゃんと共に・・。
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プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和6年度 山村留学生募集中!! 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

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