留学生の旅立ち
この日が来ることは分かり切っているのですが、やはりとっても
寂しいです。
高速船でのお別れでしたが、船の方にお願いし、紙テープで見送ることができました。
最後はやっぱりこの笑顔。スバル君らしいです!

留学が終わる1か月前くらいから、上五島で過ごすせる日を
大切に、思いっきり!の気持ちで過ごしているのがよく分かりました。
毎週末のように楽しんだ釣りでは、メキメキ腕を上げ、「えん」の
最高記録、25センチのアラカブ(カサゴ)を釣り上げ、皆を驚かせました!

大きいので、お刺身にしていただきました。
最高のお味でした!

野菜の収穫も良く手伝ってくれました。
自分から、収穫できる野菜を見つけ「とっていい~?」と聞いて
くれるので、とても助かりました。

この日は1年ともに過ごしたケイタ君の出発日だったので
「ぼくがケイタ君のためにご馳走作る!」と張り切ってくれていて・・

鶏小屋から卵も収穫。まず厚焼きを作って・・

先月ママリンに教えてもらった恵方巻を、自分だけで作ってみたいと、
収穫したレタスなどを使って、「太巻き」を作ってくれたのです!!

さあ、上手くいくかな・・

上手い!!

切ってみたらこの通り。具が真ん中に。私よりうまいかも・・
やはり、料理のセンスがありますね✨料理長!

やりたいことは他にも。「久しぶりにテントで寝たい!」
そしたら太志が「一緒に寝ようか?」と声をかけ、2人で
とっても楽しい時間を過ごしたようです(*^^*)(寝起きの二人・・)

出発前にはご家族が迎えに来てくれました。
一緒に釣りをしたいという念願が叶い、家族みんなで大漁でした。

スバル君出発の朝。
朝日がすばる君にエールを送っているようです。

最後にすばる君を抱きしめたら、1年間の彼の様々な表情を
ば――っと思い出し、言葉ではとてもいい表せない感情と、
涙があふれてしまいました。
未熟ながらも、留学生の五島の母として奮闘した1年間。
「留学で一番よかったのは、ちーちゃんに会えたことかな」
そんな最高の言葉をくれたことが、私への最高のご褒美でした!

目を腫らして帰宅すると、すばる君がいつの間にか飾ってくれていた
菜の花が、優しく待ってくれていました。
菜の花が、すばる君の太陽のような笑顔に見えてきます。

また絶対に夏に来る!!そう約束していったんはお別れした
ケイタ君とすばる君。
また会う日まで、私もこの場所で、精進していきたいです。
留学生に関わって下さったすべての皆さん、2人が大変お世話に
なりました。
4月から、新たに留学生が3人参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
強く賛同した出来事
会見を見て、この提訴に全面的に賛同します。
1年間預かった留学生(小学生)が、「1年間小学校に通ったけど、
○○ちゃんと○○ちゃんのマスクをしていない、本当の顔が
よく分からないまま、留学が終わっちゃった」と言いました。
どう考えても異常な世の中です。
6歳という多感な年も、10歳という繊細な感性も、13歳という思春期も、
高校3年という青春も、その年しかない。
この世の中、絶対にこのままではいけません。
訴額は104円。この訴訟にかかる費用は、クラウドファウンディングで集めていて、
1日であっという間に達成。たくさんの支援者の声を見ると、どれだけの方が
この理不尽な世の中を変えたいと思っているかが分かります。
(達成後もクラウドファウンディングは継続しています!)
今の世の中の、目に見えない空気の支配、同調圧力にも物申す会見だと思います。
会見動画、約30分です。(youtubeから、「グローバルダイニング会見」で
検索したら見れます。)
https://www.youtube.com/watch?v=tNnzAshzjPk
クラウドファンディングのページです。
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000071#case_tab
ネットで
「call4 コロナ禍、日本社会の理不尽を問う」
と検索したら、特設ページが見れます。
このグローバルダイニングの弁護士、倉持さんの昨日の言葉の抜粋です。よかったら・・
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「コロナ禍、日本社会の理不尽を問う」訴訟、クラウドファウンディングで皆さんも当事者として闘いませんか
本日、午前、東京都を相手にコロナ特措法違憲訴訟を提起してきました。
この訴訟は、一企業の営利を目的とするものではありません、そのメッセージとして、
訴額も104円(1円×26店舗×命令に従った4日間)として実質「1円訴訟」としました。
また、訴訟費用含め、この訴訟を追行していくにあたって、クラウドファウンディングで
広く一緒に声を上げてくださる方々を呼びかけます。
裁判の原告になれるのは命令を受けた対象ですが、この社会の「自由」は全員が当事者です。
今回の訴訟の敵は「コロナ禍、日本社会の不条理」であり、このコロナ禍の
不当な自粛等でしわよせを受けた人々、この閉塞感に違和感を感じている人、
声を上げられず苦しんでいる人、そんな声なき声をここに集約して、
コロナ特措法違憲訴訟の力にしたいと思っております。
基本的なファウンディングの使途は、一斉休校された小中高校生、
いまだキャンパスで学生生活を送れない大学生。時短要請によって職を追われた人々。
施設利用を制限されたがゆえに表現の場を失った表現者たち、家で虐待や
DVの被害にあってしまった人、非正規やシングルの人々。
そんな方々に何等かの形で還元することと、コロナを検証するプロジェクトに
中心的に使いたいと考えています。
ともにこの闘いの当事者になってください。
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エギング、やってみた!
ケイタ君がいなくなって寂しい我が家です。
一緒に一年を過ごしたすばる君も、寂しそう。
でも、残りの上五島での暮らしをめいいっぱい楽しんでいます!
先日、島の方から船でイカ釣りに連れて行ってもらったすばる君。
初めてのイカ釣り成功✨
ルアーを使ってイカを釣るこの方法を、「エギング」というそうです!

実はケイタ君も、島にいる間に一度経験してみよう!と、エギングに挑戦していました。
私は未経験なので、父と知人にレクチャーしてもらい・・

そしたら釣り上手な知人が、アオリイカを目の前で釣ってくれるので、
みんなで大興奮!
釣りあげたら、いかがキュキュッと鳴くので、これまたみんなで大興奮!
釣ったイカは鮮度を保つために、専用の棒を使って締めるんだそうです。
教えてもらって・・

上手くいった!イカの色が変わったのが分かりますか。
透明から、一瞬で白に変わるんです!
子ども達は「ええっ!一瞬で色変わった―――!」とびっくり!

ケイタ君も上手にできて、満足そうな表情(*^^*)
手前のピンクの棒が、イカ締めの道具。ある個所にさすだけで、
締めることができるのですが、その場所が難しいようです。

結局この日は私も子どもたちも、イカは釣れませんでしたが、
途中ワカメを収穫したり、港に入ってきたヨットを眺めたり、
とても楽しい時間でした。

ありがたいことに、イカは知人が釣った4はいを全部いただいて・・

早速さばき・・

お刺身に。
イカって甘いんだね!とみんなで大満足。

ワカメも茹でました。収穫した時はこんな色ですが・・

ゆでた瞬間の色の変化を子どもたちに見てほしくて、一緒に。

じゃーーん!熱湯に通した瞬間、鮮やかな緑色に✨

採れたてゆでたてワカメは、酢味噌でいただきました。
ケイタくんが好物で、一皿ペロっと食べそうな勢い!
こりこりしゃきしゃきの触感は、とれたてならでは。

先日作っておいたするめも焼いて、これはビールが進みますね――
子どもたちにも、手作りするめは大人気です(*^^*)

今度こそ、イカを釣るぞ――!とワクワクの私です(*^^*)
ケイタ君、島の学校で卒業、そして東京へ。
隣に写るテンシン君は、3年前の「えん」の留学生。留学延長し、その後
ご家族で上五島に移住してくれ、今ではすっかり島っ子です!
卒業式にはケイタ君の親御さんにも来ていただきましたが、
私たちも2人の親の気分で参加してきました。

全校児童14人。
卒業生はケイタ君とテンシン君の2人。
式場に2人が入場したとたん、えんのみんなのおばあちゃん、ママリンが
涙しはじめ、すばる君を含む在校生12人のおめでとうの歌が始まった途端、
私も涙がどばーー!
ケイタ君も、テンシン君も引き締まった表情、決意に満ちた
堂々とした声に、主人も目頭を押さえ・・。
つくづく思いました。
留学を通して、伸び盛りの子ども達とこうやって日常を過ごすことが
どんなに幸せでありがたいことか!!

式の後、6年教室に向かうと、在校生からの手作りのメッセージが。
すばる君に教えてもらいましたが、在校生みんなで時間をかけて
コツコツ作り上げたそうです。
素敵✨



最後のホームルームが終わると、外でみんながお見送りの準備をしてくれていました。

校舎から、海を臨む小学校。
美しい海と山に抱かれた環境で学べたことは、
きっと彼らの財産だと思います。

卒業式が終わり、別れの時間が近づくと、強がっていたすばる君も
時折寂しそうな表情を浮かべはじめました・・。
それでもすばる君には、この笑顔がよく似合う!

式の日に島を離れ、東京に戻ることになったケイタ君。
港には、たくさんの友達や先生が駆けつけてくれていました。

船から見送りのみんなが見えた瞬間、涙があふれるケイタ君。
「ありがとう。ありがとう!!」そう何度も叫びながら島を離れていきました。

涙で顔がぐしゃぐしゃになるくらい泣いた、すばる君。
「だって一年いっしょに過ごして、家族と同じだったんだもん。
また会えるかな・・」
「いってきまーーーす!!」そう叫びながら島を離れたケイタ君。
「おかえり!」そう言って迎えてあげられる日は、そう遠くないのかもしれません。

親元を離れて1年間、よく頑張った!自信をもって、進め!ケイタ君✨
子ども達からのサプライズ!
「おめでとう!」って言ってもらったら、やっぱり嬉しいものですね。
朝から、主人と子ども達の様子がちょっぴりヘンだったんです。
・・いろいろ、仕込まれていました(笑)

この日は定期検査、診察で、久しぶりに病院で透析をする日で、朝からお出かけ。
(普段は自宅で透析してます♪)
バタバタと出かけて・・久しぶりにベットに横になって透析室でテレビを見放題で
(うちにはテレビがないので)
夕飯はママリンが「誕生日だからご飯食べにおいで」と言ってくれて、
子ども達は、放課後ママリンちに直行ね。と言ってたんです。
裏では内密に動いていたようで、タネはこうでした。
子ども達は放課後、ママリンちではなく「えん」に直行。
私がいないうちにケーキとメッセージカードづくり。えんの従業員さんも協力人(笑)
私が帰宅する前に、帰宅した証拠を隠滅して、急いで、
何食わぬ顔でママリンちへ。
そしてこのご飯💛大好きなエビたっぷりメニュー!

夕飯後、子ども達がソワソワし始め、とうとう電気を消してきたので、
ようやく私も「ははーーーん(*^^*)」
ニコニコ顔でケーキ登場です。

子ども達がこっそり作った、手作りのバースデーケーキ!
「何度もばれそうでひやひやした―――!!」とのことですが、
私、全く気が付いていません(*^^*)サプライズ成功だよ。
思いのこもった、チョコで書かれた「ちーちゃん おめでとう」
・・やっぱり、誕生日って最高だ!

ママリンのご馳走でお腹はパンパンだけど、最高に美味しかった。

病院から帰宅したら、テーブルにお花が飾られていました。
主人から、買った花は一度も貰ったことはないけれど、
ススで汚れた傷だらけのあの手で、野の花を摘んでいる姿を想像すると、
心から「ありがとう」が湧き出てきます。

透析がなければとっくになかったこの命。
41年も生かされました。
私が今できること。しっかり考えながら、丁寧に過ごしていきたいです。
そして私を生んでくれた母にも、心からありがとう!
「土」ってやっぱりすごいんだ!鶏と青年から学ぶ。
出会いってとても不思議だな、と感じます。
この前出会った青年は、話をしているうちに養鶏の勉強をしてきたということが分かり、
うちの鶏小屋を見て、「地面は板張りなのが気になって・・土にしないんですか?」と。
「土にしたいんだよ~~~!!」と飛びつくと、なんと我が家に滞在中の
わずかな時間で、老朽化した鶏小屋の板床を、土床に変えてくれました。
「鶏小屋を土床にしたい」
以前からずーーっと思い続け、なかなか実行できないでいたことが、
ひょんなことから叶ってしまいました。
ニワトリを愛でる、青年よっしーと子ども達。

母屋のすぐ後ろにある、えんの鶏小屋。

元、板床だった鶏小屋が、念願の土床に。
ビフォーを撮っとけばよかった・・

ところでどうして土床をそんなに望んでいたのか・・
理由は、「鶏小屋が、臭いから!!」
生き物が暮らすんですから、床は土がいいに決まってます。
でも、イタチ対策で、以前、泣く泣く床に張り替えてしまっていたんです。
・・結果、エサや排せつ物がそのまま床板の上に残ってしまうという事態に。
当然臭くなります。

でも、試しに一部屋だけイタチ対策をしたうえで、土を入れてみると・・
その部屋だけ臭くない。食べ残しがない。床がさらっとしている!
土は循環を生み出します。
いいことづくめです。
それに、鶏は土を浴びて、羽を清潔に保つそうで・・
時々土を入れ替えてやれば、完璧です。

床板をはいだら、それはもう色々大変だったそうです・・。
大変な仕事を引き受けてくれた、さわやか青年に大感謝!
(鶏の発酵飼料の作り方も教えてもらいました♪)

子ども達と、釣りも付き合ってくれました。

ケイタ君も、立派なカサゴをゲット!

青年よっしーは、カブで日本一周中。あまりの荷物の少なさにも、
驚きました。これさえあれば、生きていけるよ!
子ども達は、興味津々でした。

荷物ボックスには、たくさんのステッカーが。
その中に、「手塩」も忍ばせてもらいました。

「今度は(将来の)奥さん連れてきます!!」
これから全国を巡る旅を続けるよっしー。
夢をたくさん乗せて、出発しました。
元気な若者に会えて、なんだかとても嬉しくなりました。

念願の豆腐作り
気が付けば留学中、まだ一度も経験させていなかった・・
ということで、豆腐作りの最中、嬉しそうなこの笑顔。

うちに滞在中のリカさんがいるタイミングで作りました。
土日は予定が詰まっていて、この日は平日だったため、
小学校の帰宅のタイミングに合わせました。
学校の先生にも「今日はえんで豆腐作るんだよ!」と
ワクワクと話していたそうです(*^^*)
ちなみに写真は、ジューサーですりつぶした大豆を
お水と一緒に煮ているところ。

煮終わった大豆を布袋に入れます。

それをぎゅーーっと絞れば、落ちてくるのは豆乳。
袋に残るのがおから。

豆乳に、自家製にがり(塩の副産物)を投入(笑)

見る見る間にほろほろに固まります。
(これ、おぼろ豆腐と言ってとってもおいしいんです!)

リカさんにもたくさん手伝ってもらいました。

丁寧に布で包んだら、木蓋をして固めるために重りを乗せます。

お水の中にひっくり返して・・

木綿に包まれた、巨大豆腐が出現!

布をはがすと・・でっかい豆腐がどーーーん。
ケイタ君、しみじみと「でっかーーー!!豆腐ってこうやってできるんだ――」

18丁に分けて切っていきます。

「みんなで味見しよーー!!」と、手際よく手の平の上で
豆腐をカットする、シェフ、すばる君。
この後大きなお豆腐が、すばる君のお口の中に吸い込まれました。
「うまーーーい!このでっかいの、全部食べれるくらい!!」
あまーーくて、本当に美味しいお豆腐でした。

この日はそのまま、石釜ピザもやることに。
リカさんが仕込んでくれたピザ生地で、せっせと準備して・・

えんの菜の花をたっぷり乗せたピザ完成。
これも留学生2人のリクエストでした(*^-^*)

沢山の手伝いをしてくれたリカさんに感謝!

魚ざんまい大満足の日
1週間で体験したいろんなことをご紹介♪今日は魚編。
この山盛りの活き造りのお刺身は・・思いがけない漁師さんからの
プレゼントでした。

もともとこの日も、いつものように釣りをしていて・・
ただ、この日はぜーーんぜん釣れなくて、海面は
しーーーんと静まりかえるばかり。
「今日はヒットなしの日か!?」と半ばあきらめていたら・・

さすがすばる君、一匹目ゲット!この後ケイタ君も続きました!

釣りは初めてだという「リカ」に、すばる君が熱心に釣りの
方法を教えています。

釣りを始めて1時間後、ようやくリカも、生まれて初めての
「釣りの成功」を経験✨

と、楽しくなってきたところで、一隻の船が漁から戻ってきました。

すばる君がすかさず駆け付け、「うわあ~~~!いっぱい釣れたんですね!!」

そしたら漁師さんが「ぼくの釣り竿ちょっと持っておいで!」

優しい漁師さん、釣り竿の針に、釣れたばかりの魚を
くっつけてくれました(笑)
「大物釣った気分だろ―――!!」と、やさしい笑顔(*^^*)

そこの僕にも、ほら、一匹!と、ケイタ君もいただいて、、

そこのお姉さんには大きいのを!と、サービスしてもらって、
みんなで大漁気分!
島の漁師さんのやさしさが染みる・・・

水揚げした魚を仕分ける作業も見せてもらって、またまた
お魚をいただいていて、、
いつの間にか漁師のおじさんたちと仲良くなってるすばる君です。

この日は「クロ」がたくさん獲れたようです。

大満足で帰宅し、今日の戦利品を並べてみんなでニマニマ。

さばいてさばいて・・・

今日はクロの活き造りだ~~!

じゃじゃーーーん!!みんなで仕上げた逸品。
いかがでしょうか?
