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職業体験


地元の中学生が2日間、「えん」に職業体験に来ました。
写真を見てお気づきかもしれませんが、「えん」に職業体験に来たのは
息子、太志です(笑)
~耕運機で、段々畑の土を耕す~
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もともとは違う事業所に行く予定だったのですが、ちょうどこの時期、
仕事がないということで違う場所を探すことになり、
「だったら、お父さんの仕事をしてみたい」ということで、
うちの仕事を体験することに。
~野菜の収穫~
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「そうと決まれば、とことんうちの仕事を教える!」一番喜んだのは主人。
~野菜の間引き~
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中学校の決まりでは、8時半から就業ですが、塩づくりの
火をつけるところからやってほしい!ということで、
1時間早く仕事を始めます。
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木材を燃やしながら、いろんな話をしたそうです。
美味しい塩を作るコツから、お客様とのかかわりの話、
どんな想いで作っているのか・・
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塩の選別、袋詰め作業も手伝います。
何度かやったことはあるけど、こういう形でやるのは初めて。
新鮮です。
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お昼は料理もしてもらいました。
この日はシカ肉ベーコンや、間引いた野菜を入れたチャーハン。
味付けはなかなかいい感じ。
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卵焼きが思いのほか上手で、母はびっくり。
多分作ったのは2年ぶりくらいです。
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料理はある程度できる男になってほしいですね。
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留学生にまかせっきりで、普段は絶対にやらない
動物のお世話もやってもらいました。
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鶏小屋に入るのも久しぶり。
「おーい元気かー。俺のこと覚えてるか―」
なんて、ニワトリに話しかけながら餌をやってます。
「結構楽しかったんだな・・」と息子がつぶやいたのを
聞き逃しませんでした(*^-^*)
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今年の5月にひよこだった子たちも、こんなに大きく。
もうすぐ卵を産み始めます。
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ポニーのミルトンには、芋がらの干したのをあげます。
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ミルトンにも話しかけながら、塩もあげてます。
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ずいぶん長くミルトンの体を撫でていて、気が付いたら
こんな格好になってて・・何してるんだろうと近づくと・・
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息子はミルトンに癒されていました。
「あーミルトンの背中気持ちいい――」
これぞアニマルセラピー。
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鶏のエサ(おからや残飯)が入っていたバケツを洗った水は、
そのまま流さずに畑の肥料に。循環させる。
このことは、昔教えたとおりにやっていて、覚えているもんだなと
感心しました。
えんの基本理念が少しは身についているのかな。
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その日の仕事が終わったら、日報を書いて学校に提出します。
日報欄にびっしり書いてくれていました。
さて2日間の職場体験が終わって・・。
主人は大満足。思いがけず学校からこんな経験をいただいて、
ありがたかったです。
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さて、翌日。
普段は動物の世話に見向きもしない太志が、気が付いたら
留学生たちと鶏のエサやり、ミルトンの世話。
あれ、何かがちょっぴり、変わったのかな?
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小学生の塩づくり見学、動物ふれあい体験


留学生たちが通う地元の小学校が、「えん」へ塩づくりの見学に来てくれました。
写真はその時子どもたちが見つけた、大粒の塩の結晶です。
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塩づくりの工程を説明した後、実際に作っているところを見てもらいます。
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この日の見学のクラスは、留学生スバル君のクラスです。
みんなが「えん」に見学に来てくれて、終始にこにこ!嬉しそうなスバルくん。
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主人が話をすると、すかさずメモを取る子どもたち。
説明のし甲斐があります。
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30分ほどかけて塩づくりの説明をすると、子どもたちからは
たくさんの質問がありました。

私も塩屋の嫁とはいえ、現場の製造はいつも主人にまかせっきり。
改めて、製造工程や塩にかける思いを子どもたちと一緒に聞いていると、
新しい発見もありました。
20年前起業したとき、島の方に助けてもらった話をするときに
思わず目を潤ませる主人を見ていると、「こんな想いで毎日塩を作っていたんだ・・」と、
主人の仕事にかける熱い思いが私にまで伝わってきました。
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最後に、海水を汲む海を見てもらって、見学は終了。
汲み上げたところから、3日かかって出来上がるのが・・
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これらの商品です。
すべての工程で鉄窯と薪を使っているので、まろやかで甘く、
くちどけがいいのがうちの塩の特徴。
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この日、子どもたちに見てもらうために作った塩。
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実は前日、この塩の仕込みをしたのは、ケイタ君とスバル君です。
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明日みんなが来るから!と張り切って、準備。
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日ごろからこうやって、塩の火が消えないようによく薪をくべてくれている2人。
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クラスのみんなのために、通常なら夜完成する塩を、
見学に来る午前中に完成させておくために、前の日から
火をつけ、炊き始めます。
これはすばる君が張り切ってやってくれて、寝る前まで
がんばっていました!無事にいい塩ができていてよかったね。
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少し前には、低学年が動物ふれあい体験に来てくれていました。
いつも人気のミルトンに・・
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ヤギにも餌をあげて・・
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メダカも探してみる。
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鶏小屋で卵をとって、子どもたちの前で割ってみます。
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みんなが知っている黄身の色とはちがう。
自然のものを食べていると、きれいなレモン色。
みんなびっくりしてくれました。
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子どもたちの喜ぶ姿に、私たちの方が元気をもらいました(#^^#)

魚をさばく、食べる!


すばる君は最近、魚をさばくことにますますハマってきています。
このお魚は・・
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島のスーパーで買ってきた、大きなアジです。
海が目の前にあるので、魚を買うのって躊躇するんですが
こんな大きなアジは子どもたちの腕前ではなかなか釣れないし、
スーパーのお魚コーナーで、上五島水揚げのいい状態のお魚を見ると、
「美味しそう!食べたい!」という衝動にかられつい買ってしまいます(*^-^*)
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島の漁師が出荷したこのアジ。脂がのっています♪
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さばくのがずいぶん上手になり、今は骨にできるだけ身を残さず
さばくことが目標。慎重に丁寧にさばいています。
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真剣そのもの。やりたいだけとことんやってもらいます。
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自分の力でここまでやれます!素晴らしい!
「青いはっぱを必ず添える」のが彼のこだわり。
目の前の畑でこのために採って来た、大根の葉っぱです。
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毎年留学生に人気のこの本。
5年前、「しまキャンプで役立てて」と、島の本屋さんからプレゼントしていただきました。

目の前の海に行けば、貝や魚や海藻がたくさん。
でも、島出身の私たちでもなかなか見分けがつきません。
この本片手に海へ行くと、数倍楽しい。
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釣り方から食べ方まで詳しく載ってます。
先日、ケイタ君とすばる君がアラカブ(カサゴ)狙いで釣りに行き、
クサブ(ベラ)を釣ってきました。
「残念・・クサブだけ~」とがっかりして帰ってきましたが、
最近刺身が好きになってきたすばる君が「クサブって刺身いけるかな!?
調べてみよう!」と・・

魚に関しては口が肥えている島の人は、クサブは刺身では食べません。
せいぜい「から揚げ」でしょうか。でも・・
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刺身オーケーと書いていました。
すばる君、さっそくチャレンジ。
クサブは臭みがあるし、ヌメリもあるし、骨が多いし
何より皮がむきにくい!!
さすがに私も手伝って、何とか刺身に仕立て上げました。
お味は・・「おいしい!」
私も島で生まれ育ち、クサブの刺身は初体験でしたが、全然いけました。
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最後にすばる君一言。
「美味しいけど、刺身にするのはめっちゃめんどくさいのが分かった!
でも、やってみてわかったから成功!」とのこと(*^-^*)
なんでもチャレンジですね。


上五島シカ肉の燻製をつくる

子どもたちが楽しみにしている、2か月に一度の「くんせいの日」
今回は、知人の罠にかかった捕れたばかりの新鮮なシカ肉で。

ベーコンは、燻製の煙だけで火を通します。8時間かかります。
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モクモクの煙の中で燻製するのは、ベーコンのほか、ハム、ソーセージに
ジャーキー!
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塩を燻製して、燻製塩も作ります。
写真は燻製室に入れてすぐですが、時間をかけて、
琥珀色の塩になります。
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子どもたちの学校の帰宅時間に合わせて、
チーズ、ゆで卵に、すばる君が好きな厚揚げの燻製に
トライしてみました。
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ケイタくん、ジャーキーをかぶりつく!
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北海道の友人が送ってくれた最高にホクホクのジャガイモと、
ベーコン、ソーセージを炒め合わせました。
ソーセージが大のお気に入りのケイタ君が、大興奮でした。
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私はハムが一番好き。柔らかくって、やさしい味。
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硬くてあごの運動になるジャーキーは、太志が底なしに食べてしまいます。
すばる君も大のお気に入りです。
今月も、子どもたちのために頑張って作った主人でした。
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獅子駒にさらわれた日

先日、留学生の身に全く予想していなかったことが起こりました。
なんと、獅子駒にさらわれてしまったのです!
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ことの発端は、今、各神社にて行われている「秋の例大祭」。
留学生ケイタ君の担任の先生が神楽を舞うということで、
一目見たくてその神社に出かけたときのこと。
先生はとても優雅に神楽を舞われていて、惚れ惚れ。
ケイタ君もスバル君も、先日自分たちも小串の神社で舞ったのですから、
その思いもひとしお。
「先生いつもと全然違う!かっこいい!」と子どもたち。

途中地元の中学生のお兄ちゃんたちも神楽を舞っていて、
とても見ごたえがありました。
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神楽も終盤。天狗が現れました。
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天狗はさらにもう一体。加えて獅子駒も!
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ありゃりゃ、獅子駒まで2体も出てきました!
荒々しい~!
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‥と思っていたら、何だか獅子駒がスバル君の目に前に・・。
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がぶっ!!結構ダイナミックにかまれました( ゚Д゚)
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あーーびっくりした!と言っていたら・・
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あーー二人とも天狗にさらわれて、獅子駒のおなかの中へ・・
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ケイタ君、無事脱出。
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でも、、スバルくんが帰ってこない。
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それで先ほどのこのシーン(*'ω'*)
会場は、爆笑の渦です。
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あーーやっと離してもらったなあ‥と言ってたら。
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スバル君は獅子駒に人気でした!
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そもそも獅子駒に頭をかまれるシーンは有名ですよね。
獅子舞が頭をかむことによって、その人についた邪気を食べてくれたり、
悪魔払いや疫病退治の意味もあるそう。
子どもの場合は厄除けや学力向上、健やかな成長にお利益があるとか。

島の神社では、健やかな成長を願って小さな子どもが
獅子駒にさらわれて泣き叫ぶシーンをよく見ますが、この日は
小さな子どもがいなかったこともあり、まさかの留学生2人が
さらわれてしまいました。
「まさか僕がさらわれるとは思ってもいなかった」と驚くケイタ君。

神社を出るとき、「実は小串の神社でさらわれてみたいと思ってたから、
今日さらわれて夢がかなったわ~」と嬉しそう。
大笑いして、うれし涙を浮かべていたスバル君でした。

獅子駒に頭をかんでもらったし、学力向上とさらなる成長に期待です!(^^)!

秋から冬へ~えんの近況~

毎日充実しすぎていて(*'ω'*)ブログに載せきれなかった話題を
写真でバーッとご紹介♪

知人に「留学生たちを芋ほりに連れておいで!」とお誘いいただき
行ってきました。
島の「曽根」という地域の畑は、赤土で良質な土で有名。
お芋はやっぱり立派でした!
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嬉しそう!
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こういうことには最近ご無沙汰だった太志も、この日は
珍しく「行きたい!」と言ってくれました(*^-^*)
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帰ってすぐにふかし芋にしましたが、最高に美味しかったです。
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のどかでとてもいい時間でした。
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高級だと噂のサンマが送ってきました!
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すぐに手塩をまぶして手作りの「炭」で焼きます。
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スバル君は刺身を作ってくれました。
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えんのおばあちゃん、ママリンも呼んで、サンマパーティー。
みんな「うまいうまい!」を連呼しながら食べていました。
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朝6時。2人がクッキング。理由は小学校の「お弁当の日」
鹿肉ベーコン入り野菜炒めと、アゴ出汁の卵焼きを作ってくれました。
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すばる君がさばいたシイラでフライ、ゴリリンが絞ったおからでミートローフで
えんらしいお弁当の完成です。
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工作も大の得意で、日々色んなものを生み出しています。
これは弓矢です。
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畑が少しづつ充実。大根の葉っぱの間引きは、
いつものふりかけと・・
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子どもたちの大好物、餃子の具に使用。
驚くほど食べてくれます。
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涼しくなってきたので、ぬか床を冷蔵庫から出して
お手入れ。新しいぬかに昆布と唐辛子、山椒の実で
ぬかの状態を整えました。
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これも子どもたちが好物で、たくさん食べてくれます。
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寒くなるまえの「えん」は、テントが流行っていました。
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テントの中にはテーブルも。ここで宿題をやったり、秘密基地にしたり・・
大人は入れてもらえません(笑)
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テントわきで火を起こしてカンコロ餅(上五島の郷土料理)を焼きます。
優しいケイタ君がみんなに焼いてあげます。
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美味しくって、お友達も・・
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みんなこの笑顔♪
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おばあちゃんちの子ネコ

「えん」のみんなのおばあちゃん、ママリンのところに、
ひょんなことから子ネコがやってきました。
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みんなメロメロです♡
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抱っこのとりあい(*'ω'*)
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主人のおなかに堂々と乗っかる度胸あり。
やんちゃな女の子ちゃん。
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反抗期の太志君をも癒してくれる存在(笑)
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人とのご縁もそうだけれど、動物とのご縁も不思議なもので・・
以前ママリンがかわいがっていた猫ちゃんが天国に行って
ちょうど一年後に、ママリンと出会ってくれた子ネコちゃんです。

週に一度のママリンのおうちでの夕飯&テレビの日に
子ネコちゃんにも会えるので、楽しみでたまらない子どもたちです。

プロフィール

くらしの学校「えん」 太志の母

Author:くらしの学校「えん」 太志の母
※令和6年度 山村留学生募集中!! 詳しくは、くらしの学校「えん」のホームページ「カテゴリー」欄の山村留学募集のページをご覧ください。

🌺生まれも育ちも五島列島(旧有川町)です。
🌺上五島高校時代は陸上部長距離のキャプテンをしていました。
高校卒業後、奈良でバスガイドを3年ほど勤めている時に腎臓病を患い、
故郷に帰ってきました。
🌺帰郷後は食や農的な暮らしに興味を持つようになり、
今の主人(ゴリリン)と24歳の時に結婚。25歳で人工透析導入、
26歳で長男・太志(たいし)を出産。
🌺2015年、この島の医療関係者をはじめ、多くの方々の
ご理解とご協力のお陰で、在宅血液透析を導入し、自給的な暮らしを
営んでいます。
🌺まだまだ知られていない在宅血液透析のことを知っていただきたいし、
同じ悩みを持つ人達に情報発信したいと、この度ブログを始めました。
そして私たちの自給的な暮らしぶりも伝えられたら…と思っています。
🌺ちなみに主人は7歳年上の横浜市出身、平成10年に上五島に移住して
お塩を作っています。無人の廃村のあばら家をタダ同然で借り、道を作り、
水を引き、開墾し…。2001年から子ども対象の「しまキャンプ」を
当地で主催して、17年現在まで45回、約800人の子ども達が島外から
この「大浦」に来てくれています。
海水からの塩づくりを中心に、しま留学生と暮らし、
石窯ピザ、ハーブ園、猪肉の燻製品、
その他加工品などなどをしています。

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