桑の実の収穫に大奮闘

今が旬の、天然の桑の実です!

上五島では至る所に桑の木が自生しているのですが、「えん」の
敷地内の桑の木も、たわわに実ってきました。

昨日の放課後、子ども達と桑の実を摘み摘みほおばりながらお散歩していたら、
「たくさん摘んでジャムにしようよ!」という話になりました。

その内、上の方に大きいのがあることに気づき、
「ゴリリンにはしご借りてくる―――」と走っていき、大きな脚立を
持ってきました。

大きいのを見つけて、喜ぶ子ども達(*^-^*)

「実を摘む」って嬉しいものですね。

桑の実は小さいので、なかなか箱いっぱいにならないのがもどかしくて、
「ぼくが上で枝を振るから、落ちてきた実を受け止めて!!」
おっ!連係プレー。工夫し始めました。

さあ、もう夕飯の準備しないと。ちーちゃんは先に帰るよ――と
戻った直後、子どもたちの「うわぁーーー!!」の叫び声。
「入れ物ひっくり返って、桑の実全部落とした―――――!!」
・・・・・( ;∀;)・・・・・
まあ、そういうこともあります。

それでも何とか集めなおした桑の実は、予定の量よりはずいぶん
減ってしまいましたが・・・

子どもたちのリクエストで、桑の実のジャムに。

小野家風、茎はとらないワイルドな桑の実ジャム!
お砂糖は、ちょっと上等なものを使って。

この濃い紫色の正体は、目にいいとされるアントシアニン。
私もたくさん食べて、子どもたちのいい所がたくさん見える
ステキな目を目指します(*‘ω‘ *)
ちょっぴり特別な一日
上五島も、すごい暑さでした!
そんなお天気の中、子どもたちが楽しみにしていたこと、それは
太志兄ちゃんの野球の練習試合の応援へでかけること。
前日は、留学生たちが突然、日本の国旗を割りばしと紙で作り始めました。
「太志兄ちゃんの応援に使う!!」と(^^)
「恥ずかしいからやめてくれ」と太志兄ちゃんに言われていましたが・・
それほど楽しみだったのですね。
コロナでどこも出かけられなかった分、『みんなで車に乗って、知らない場所へお出かけ』は
まだ留学生にはほとんど体験させてあげられなかったことです。
さあ、ワクワクの中でプレイボール!
手前が太志のチームです。
私自身まだ野球の初心者ですが、練習試合という事で試合に出してもらえた太志は、
バントなどを決めて2得点につなげることができました!

充実の試合の中で、前半なかなか太志兄ちゃんが登場しないので、
しびれを切らした3人は、お隣の蛤浜海水浴場へ。(応援に忙しく、写真を撮り忘れました!)
1時間後、砂だらけになって「楽しかった!」と」グラウンドへ戻ってきました。
結局、手作りの国旗の出番はなく、砂だらけ(^^)そして
「おなかすいた!」の大合唱。
試合終了後、みんなの習字の先生がお勤めされている、
グラウンドのそばの食堂へ。
島の食堂でご飯を食べるなんて、この子たちにとってはもちろん初めて。
習字の先生が務める食堂も、コロナの影響でとても大変な状況だと聞いていました。
美味しいものが食べたいというのももちろんですが、応援の気持ちもあり、
食堂を利用しました。
どこで食べてもお腹は満たされるけれど、食事代をどこに払うか。
利用することで、わずかでも応援になれば・・・。
でも、なにはともあれ最高に美味しかったので、大満足でした!

食堂を出たら、目の前のスーパーでゴリリンに500円を渡され、
「500円を4人で分けて、おやつを買っておいで」のご褒美。
「こんな特別な日もあるんだ――!!」子ども達ご満悦✨
(初めての島での「お買い物」に、ちょっとドキドキしている様子が
可愛かったです)

先日も書きましたが、今年はソラマメが豊作です。
収穫するたび子ども達がさやから出してくれるので、
助かります。

ゆでたてを手塩で!子どもたちが夢中で食べてくれる美味しさです。

食卓に自家製がたくさん登場すると、嬉しいですね。

4月に蒔いた大根がすくすく成長し、たくさんの葉っぱを
消費すべく、大根葉のふりかけを作っています。
たくさん作ってもすぐなくなってしまうほど、みんな気に入ってくれています。
じゃことすりごま入りで、カルシウムもたっぷり!

動物たちも、元気です。
子どもたちが「ちーちゃん、カメラ貸して!!」と興奮しているのでのぞいてみたら、
ミルトンとヤギがラブラブ💕でした。

淋しがりやで甘えん坊のミルトンと、好奇心旺盛のおてんば桜ちゃん。

どうやら気が合うようです。

週に一回の、習字教室も始まっています。
島の習字の先生が、えんへ毎週来てくださっています。
普段は元気いっぱい外遊び!の子も、習字中にはこの表情。
すごく集中しています。

1時間、じっと座って、ひたすら丁寧に字を書く。
大事な、静かな時間です。

サンショウウオ みーつけた!
主人が手作りした、いわばビオトープです。
この池には毎年春になると、サンショウウオが卵をうみに来て、
4月にはたくさんのサンショウウオが生まれます。
暇さえあれば池をのぞき込んでいた子どもたちが、今年も
見つけました!

この子は、まだ池の中で泳いでいたサンショウウオ。

この子は、陸地に上がったサンショウウオ。
たまたま草むらがごそごそ動いていたそうで、草をかき分けたら
見つけたそうです!
通常、陸に上がるとほとんど見つけることができないのです。
子どもの目って、すごいですね!

生き物探しに夢中!

あんまり夢中になり過ぎて、頭から池に突っ込んでしまいそう(^^)

観察のためつかまえたサンショウウオたち。
子どもたちの感想は「見た目がウーパールーパーみたい!」
実は、ウーパールーパーもサンショウウオの仲間なんだよと伝えたら
驚いていました。
子ども達は、しきりに「オオサンショウウオつかまえた!オオサンショウウオ可愛い!」
と叫ぶので、「オオはいらない!サンショウウオだよ。」と
訂正してあげてるのですが、どうしても「オオサンショウウオ」と言ってしまいます。
オオサンショウウオなら「特別天然記念物」なので、「えん」にいると
噂になったら、大騒ぎ?になっちゃいますね(^^)

生きものを素手で捕まえることが得意なカイセイ君にかかれば、
大きなカニも何のその。

ワイルドだな~!

樽の中には生き物がいっぱい!(でも、すぐ逃がしてあげていますよ)

先日子ども達が口々に言った一言。
「ちーちゃん、そういえばぼくたちテレビも見てないし、ゲームもしてないけど、
そんなのなくたって、全然楽しいんだね!!」
子ども達は遊びの天才!

みんなの小屋ほぼ完成!
うちの子達は健康観察のため、学期の初めから
学校に行くことができず、ようやく始まった学校も2日で休校になり、
ほぼ1ヶ月、学校に行くのを我慢しました。
(とはいっても、えんでの暮らしも十分に楽しんでくれていましたが)
久しぶりに学校に行き、やっとのことでお友達に会えた
うちの子ども達の興奮と、喜びようは、見ている私たちまで幸せにしてくれました。
さて、休校中からみんなで取り組み始めた「畳一畳分の小屋づくり」
コツコツ進んでいます!
留学生は、目の前でどんどん立体的になっていく小屋に
興味津々。
子ども達とアイディアを出し合って、ちょっと変わった造りの
小屋になってきましたよ!

進むにつれて作業内容が難しくなり、主人と太志兄ちゃんで
慎重に進めていきます。

行程一つひとつを観察する子ども達。

あれ!お猿さんがいる!?(笑)

太志は、小屋づくりにどっぷりはまってしまいました。

一日に何度も小屋をのぞく子ども達。
この小屋を作るにあたって購入したのは、屋根板とくぎ、ブロックとセメントくらい。
網戸付きのサッシも、ご厚意でいただきました!
最低限の材料で、なかなかいい小屋が出来てきました。

ほぼ完成した小屋で、太志が勉強を始めました。
静かだし、自分だけの空間で、勉強がはかどる!と満足そう。
留学生の子ども達は、この小屋で寝てみたいそうで、
これからいろんな使い方が出来そうです♪

ヒヨコの経過は、すくすく成長中。

人を見ると=ご飯をくれる!と覚え、可愛いです。

いっちょ前に、止まり木につかまる子も出てきました。

眠る時が一番かわいい。
温部屋で、ぎゅうぎゅうになって眠ります。
これぞ「すし詰め状態」

子どもたちがすごーく可愛がってくれているので、人になついた
ニワトリになりそうです(^^)

あれからうどん作りにはまっています。
今回は、子ども達が作ってくれました!

踏む感触が「さいこう!」だそうで・・

前回より、益々上手にできました。

子ども達は、夕飯を食べ終わると月や星を見たがります。
先日の満月の日。とても大きく見える満月に、「きれーーーーい!!」と
大喜びでした。

いただきものの天体望遠鏡で、月のクレーターを観察。
綺麗に見えました!

えんの周辺には、トンボも姿を現し始めました。
素手で捕まえてくる、ワイルドなカイセイ君でした(^^)

我が家のゴールデンウィーク
島へ出かけキャンプをして、それはそれは最高のゴールデンウィークでした。
今年はコロナ騒ぎでそれが叶わず、さて、子ども達とどう過ごそうか・・
考えた挙句、結局いつもの日常でした。
でも、子どもたちが言ってくれたんです。
「ちーちゃん、ぼくたち「えん」にいるだけでめっちゃ楽しいから、
気にしなくていいよ!」
「そうそう、ここにいるとね、一日が1時間くらいに感じるよ!!」
主人も私も、心底嬉しい子ども達からの言葉でした。
初めて、ポニーのミルトンの背中に!

スバル君なかなか上手です(*^-^*)

木陰にたたずむミルトンとカイセイくん。何だかどこかの貴公子みたい!

みんなで海までお散歩。

ケイタ君は・・・ミルトンに乗ったのですが、すぐにバランスを崩して・・
落馬してしまい、この表情( ;∀;) (怪我はしませんでしたので、ご安心を)
でも、5秒は乗りましたよ!
30分くらい落ち込んでましたが、「これもいい思い出になる!」と、
超前向きなケイタ君でした✨

子ども達を楽しませてくれた、おりこうさんのミルトンに感謝。
ご褒美に、大好物の人参をたくさんあげました❣

私の父も、子どもたちと遊んでくれました!
漁師の父から子どもたちが教わったのは、釣り竿への糸と針の結び方。

でもこの日は風があり、結局海辺のお散歩に。
みんな石投げを楽しんでいました。

子どもたちと遊んでくれた父に感謝。

母は、ヨモギを摘んで、ヨモギ団子を作ってくれました。
優しい春の味でした。

美味しいもの繋がり。
昨日主人が突然、「うどん作ろうかな」
思い立ったら早い主人。子どもたちが勉強する傍らで、
粉と手塩を合わせ、うどんをこねはじめ・・

2時間寝かせて、伸ばし、切って‥の写真はないのですが、
みんなでゆでて・・

おっ!なかなかいい感じ・・

いいにおいがしてきた!嬉しそう。

お味は・・「思ってたのの100倍上手い!!」とみんなで大満足。

手焼きのアゴで出汁を取った、もちろん手塩を使っためんつゆと、
手塩でこねた、おうどん。畑の大根おろしと、ママリンからの
差し入れの天ぷらで、幸せなお味でした。
うどんはもっちもちで、つるんとした歯ごたえが最高でした。

もう一つ、おいしいもの。
子どもの日に、ちらし寿司をつくりました。
高野豆腐、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、油揚げにこんにゃく。
たっぷりの具材を、丁寧に煮含めて酢飯と合わせました。
上にはえんの卵の錦糸卵とブロッコリーを!
五島でとれた、きびなごの青さ天ぷらも。

美味しいものは、みんなを幸せにします(*^-^*)
落胆の後の、喜び!
何日も前から、ワクワクしながら待っていたこの日。
結局、無事に産まれてくる子はいませんでした・・・。
もともと母鳥のお腹の下で行われる孵卵を、電気の力で
やるわけですが、温度や湿度管理を徹底しても、
これまでの経験からもふ化率は極めて低いです。
それでも2つの卵は、孵化寸前まではしっかり成長していました。
(検卵の結果)
生命の誕生が簡単ではないことを実感し、がっかりとうなだれていた子ども達。
その時一本の電話が。
電話は農協さんからで、「秋にご注文いただいてたヒヨコが入りました!」
あっ!そうだ忘れてた。しかもこのタイミングで届くなんて!!
そして縁あって、このタイミングにやって来たヒヨコたち。

子ども達は、「可愛いかわいい💕」と、すっかり心奪われています。



今はまだ保温が必要なので、玄関にヒヨコたちがいます。
一日中、ヒヨコをなでる子ども達です(*^-^*)


半年ほどで、このヒヨコ達も卵を産んでくれるようになります。
その日まで楽しみです!
ちなみに孵卵は、今度は生命力が高い烏骨鶏やチャボの卵で
もう一度チャレンジしてみようと思っています!
そうそう、先日から少しづつ収穫していたソラマメ。

昨日はたくさん収穫できました。

バケツ一杯に!

子どもたちがさやから出してくれました。

中身も立派!

みんなが手伝ってくれて、助かっています(^^)

釣り!田んぼ!畑!ヘビ!?
天気がいい日はとにかく海!釣り!
スバル君は、フグを釣ったそうです。

海辺の散策も楽しい。

カイセイくんも、ゲットしたようです。

田んぼの準備もしました。
数日前から、田んぼの石拾いを手伝ってくれた子ども達。
以前、大雨で土砂が流れてしまっていたのです。
助かりました!
最初は、下着姿で田んぼに入っていた子どもたちですが・・・

主人がふと振り向くと、いつの間にか2人が真っ裸になっていたそうで・・
まさかケイタ君は裸にならないだろうと思っていたら・・

なっていました(笑)
こんな留学生は、初めてです・・・!!
大爆笑で田んぼから帰ってきました(*^-^*)
ちなみに裸になった理由を聞くと、「パンツが汚れるから」
「なんかきもちよくて、つい・・」
こんな開放的な気分の小学生が世の中に何人いるでしょうか。
周りにだーれもいない「えん」だからできる、衝撃的な光景でした。
(ちなみに、中学生の太志兄ちゃんは、さすがに脱ぎませんでした(^^))

泥だらけになった後は、ゴリリンの軽トラで、海へ直行!
(私有地を走っています。安全には十分気をつけています)

畑には、夏に向けて夏野菜の苗を植えました。



主人がアオダイショウを捕まえました!

後ずさりする2人と、平気で触るカイセイくん(*^-^*)

元気いっぱい過ごしています!