綺麗な海を、諦めない!
その一年半の変化をまとめてみました。
海岸清掃を始めた当初の写真😨と、
美しく生まれ返った今の海岸。
始めた当初の写真…
あまりにもひどいゴミの量。
今や世界に、プラごみがない海岸はあるのでしょうか?😭
最初は途方に暮れて、私も子どもたちも、全部のゴミを無くすのは不可能だと思っていました。
2022年5月。
当時の留学生たちと。
長崎で寮生活の息子も、帰省するたびに綺麗になる
海を目の当たりにし、一緒に拾ってくれました。
拾っても、拾っても、打ち寄せる海ごみ…
2022年7月。
泳ぐ前に、まずはゴミ拾いをしていました!
2022年8月。
20年続けたしまキャンプの同窓会で、参加者が拾ってくれました!
この頃すでに、海ゴミ拾いにハマっていました。
2022年9月。
ここまでできたのは、みんなのおかげ!
その後も、プラゴミは容赦なく押し寄せるけれど…
そして、海ゴミ拾いのきっかけとなった、愛犬イチくん!
2023年、4月。
嵐のたびに、新しい留学生とも、拾い続ける。
2023年8月末。
夜の散歩中、海の玉石にに飲み込まれた漁師網を、
3人の力で引っ張り出した!
大きな海ごみ。
海ゴミ拾いをはじめて、私はプラ製品を買うのをためらうようになったし、子どもたちも、自然にゴミを拾う子になりました。
こうやって海は守られ…
美しい姿を見せてくれる。
続けるって、すごいことだった!
2023年10月。
久しぶりに帰省した息子に、ぼやいたことがあった。
拾っても、拾っても、ゴミはどんどん流れてくる💢
すると息子が言ったんです。
お母さんが拾い始めてなければ、この海はもっとひどいゴミだったでしょ。
無駄じゃない、って。
主人は毎日、この海から豊かな恵みをいただき、
23年間、海と対話しながら塩を作り続けています。
10年ほど前からは、マイクロプラスチックに考慮して、糸巻きフィルターを二箇所で通した海水で、日々大切に塩を作っています。
海と共に生きる、私たち。
大爆笑のヤギの結婚式!?
留学生たちがとうしても開きたいと言うので、
子どもたちに任せてみたら、あまりにも大爆笑の
結果に…笑
子どもたちの中では、新郎新婦のヤギの二匹が
おごそかに登場し、
幸せカラーの黄色いつわぶきの花で作った
輪っかの中で、愛を確かめ合い、ニワトリからの
言葉があり、幸せな二匹に向けてみんなで歌を歌って、何てハッピーな式…❤️という想定。
実際は…笑
登場した途端にオスヤギがたまらずメスヤギを追いかけたので、メスヤギひたすら逃げ回り笑
ツワブキの花束はオスヤギの頭突きでバラバラに散らばされ笑
ニワトリも川を飛び越え逃げ回り笑
祝福の歌を歌うどころではなかった…と、
留学生3人、大爆笑しながら帰ってきました笑
いや、そうなるよね…
動物は、なかなか人間の思い通りには動いてくれないと学んだ3人笑
しかし翌日、仲睦まじく寄り添うヤギ夫婦を見て、少しホッとした子どもたちでした笑
あー笑った😆
様子が少しでも伝わりますように☟
逃げ回るニワトリをようやく捕まえて、
ニワトリからの言葉は「コケッコッコッコッコー」
スタンバイOK!
準備に2時間はかけました。力作の、お花で作った
輪っか。
しばらく知人に貸していた、若いメスヤギを、
軽トラで連れてきた!
ひかるくん、ワクワクしながら走る!
さあ、ご対面!(ワクワク)
お!惹かれあってる?(ワクワク.ドキドキ)
ありゃー!新婦、逃げたー💦
この辺りから、せっかく作ったプログラムは、
意味がないような予感が…笑
それでも!と、用意していた花束が、オスの頭突きで
一瞬でバラバラに😅
そして翌日、仲睦まじい姿を見せた二匹。
5ヶ月後に、赤ちゃん産まれると思います❤️
優しい眼差しで二匹を見つめる、ヤギ大好きの
ひかるくんでした。
留学生、国の重要無形文化財の五島神楽を舞う。
息子は小学1年から6年間、留学生も毎年、
地元の神社にて、神楽を舞わせていただいています。
ここで五島神楽の説明を少し。
新上五島町内には、江戸時代、新魚目地区と上五島地区に伝わる「上五島神楽」と、
有川地区に伝わる「有川神楽」があります。
これら2つの神楽を含んだ五島列島内に伝わる
7つの神楽で構成される「五島神楽」は、
平成14年に国の選択無形文化財に、そして、
平成28年に国指定重要無形民俗文化財となりました。
五島神楽の特徴は、神職が中心となって伝承する神楽で、一間四方の舞座を廻っては廻り返す所作を基本として舞うものです。
各種の採物舞に加え、獅子や古風な巫女舞、更に他に類をみない演目など、豊富で特色ある内容を有しています。
秋になると、町内各地の神社では秋祭りが開催されます。
男衆が担ぐ勇壮な神輿や獅子、華やかな花車などが、
太鼓や笛の音とともに地区内を練り歩きます。
その秋祭りの際に、五島神楽が奉納されます。
今年の小串神社の神楽を受け持った、
7人の小学生たち✨
私にとって、小串神社は結婚式を挙げた場所でもあります。
準備にも気合いが入ります!
神楽の日、舞手の女の子は髪を編み込み、お化粧をして、
めいいっぱいのお洒落をします。
やえさん、とっても素敵です💓
外に出ると、あちこちから「なんて可愛らしい舞手さん!」と声をかけてもらいました。
開始前。みんな緊張した顔していますね。
全員、小学校は早退してきました!
ピリッと引き締まった空気に、息を呑む7人。
神輿に神様をお乗せして、笛や太鼓の音と共に、
一緒に村を練り歩く子どもたち。
この後、一旦家に帰り、夕飯を済ませて、
また着物を3人に着せて、バタバタと神社へ!
19時から21時過ぎまで例大祭です。
もうすっかり陽が落ちた19時。
神社に戻ると、祭事の準備が整っていました。
塩を撒いて場を清める舞い「あらしお」には、
主人が作った「手塩」を使用していただきました!
留学2年目のなおきくんのご家族は、去年神楽の動画を見て感動し、今年は東京から駆けつけてくれました!
以下は留学生3人の、神楽の様子です。
子どもの頃から踊りが好きで、阿波踊りや荒馬、
エイサーからバレエまで!経験してきたやえさん。
でも神楽は初めて。
この日は、いかに丁寧に、綺麗に見えるか、を、
全身全霊で踊ったと言っていました。
留学2年目のなおきくん。
去年と同じ、「あらしお」という舞を。
今年は特別にゴリリンが作った「手塩」を
使う事ができるようになり、俄然張り切って
舞っていました。2年目の貫禄は流石でした!
ひかるくんは、2人で舞う舞を。
2人とも神楽は初めてで、最初はかなり苦戦していました。
私は練習を少し見ていただけだったので、本番での
完成度の高さに、感動しました!
息があってる!さすが、釣り友達の2人です✨
子どもたちに神楽を教えてくださったのは、
小串神社の宮司さん。
3週間前からほぼ毎日、根気強く教えてくださいました。
毎日、放課後に神社に通って練習をした子どもたちも、
よく頑張った!
宮司さんの舞は、美しく、勇ましく、素晴らしかったです!
そしてやっぱり1番盛り上がるのは、天狗と獅子狛。
怖くて泣いてしまう子どもが毎年います💦
小学生にとっては、お餅がもらえるので、
嬉しい舞です。
1日目に引き続き、2日目は特別に学校をお休みし、
朝からもう一度神楽を舞います。
二日間の祭事が、無事に終わりました。
見てください、最初とは全く違う、やり切ったぞ!
というこの表情。
地元の子と一緒に、留学生も良く頑張ったね!
3人の姿が、とても誇らしかったです。
ホッとして帰宅。小串郷からご褒美にもらったお弁当が、
とっても美味しそうでした☺️
※くらしの学校「えん」では、令和6年4月からの
留学生を募集中です!
詳しくは、くらしの学校「えん」ホームページ内の
山村留学募集要項をご覧ください。
お問い合わせも、お気軽にどうぞ!
去年の留学生が遊びに来てくれました✨
去年1年間、えんに留学していた子が、
遊びに来てくれました!
中学生になりちょっと大人びて✨
でも、変わらないところも沢山あって☺️
いま留学している3人も、一緒に遊び、
とっても嬉しそうでした。
留学2年目のなおきくんは、再会できた嬉しさに
大興奮でした☺️
一緒に色をな事しました!
定番の風呂沸かし。
1年間習字教室でお世話になった先生との再会。
えんの新米の選別。
いつもの道をお散歩。
海ゴミ拾い。
炭焼き。
お米の脱穀。
サーターアンダギー作り。
美味しくてみんな「毎週たべたい!」と。
同級生に再会。
えんのみんなのおばあちゃん(主人の母)
と、あんこのお花パイ作り。
可愛くて美味しい😋
お別れの朝。
7ヶ月ぶりに、えんの玄関を開けたときの
ニコニコした顔での
「ただいま〜!」と、
帰路に着く時、見送るえんのみんなに
車の中から叫んだ
「行ってきま〜す!!」「またくるねー!!」
隣で見ていた私は、泣きそうになっていました😭
いつでもまた、ここにおいで。
ここは第二の故郷。
上五島の自然も、動物たちも、私たちも、
みんなで、待ってるよ!
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忘れられない誕生日
やえさんの誕生日会をひらきました。
島の小学校のお友達も駆けつけてくれて…
パーティーメニューは、やえさんからのリクエストの、
豚の角煮、大根の煮物とろみあん、シソ乗せご飯、
ママリンからは、シーフードグラタン!
ケーキも、リクエストに答えて、アップルパイ。
電気を消して、ろうそく立てて、みんなで歌います。
ワクワクの瞬間てす!
毎回、私から留学生へのプレゼントは、
リクエストに答えた手作りのケーキと決めています。
今回はアップルパイですが、ある時は、「チョコづくしのケーキ」の設計図を渡されて、苦労して、でも
楽しんで、忠実に再現したこともありました。
楽しかったな。
今回は、りんご!りんごを煮るときに…
ちょうど、小笠原の島レモンをいただいて!
お陰で、レモンの風味たっぷりに、りんごが煮えました。やえさんの好きなシナモンもふりかけて…
魔女が好きなやえさんのために、ある模様を!
気づいてくれるかな☺️
仕上げに、ママリンが作ってくれていた
あんずのジャムをぬります。
あー!いい香り!完成✨
とても喜んでくれました!
みんなからプレゼントと、おめでとう!の、
嬉しい言葉のシャワーを浴びて✨
お友達も、家族も、留学の仲間たちも、
みんながそれぞれに、やえさんのためだけに
考え抜いて用意したプレゼントです。
それぞれに、想いが詰まってる。
お友達がくれた、やえさんの大好きなキャラクターの
綺麗なパズルは、みんなで盛り上がっていたし
もう1人のお友達は、以前えんに遊びにきた時に、目の前の海で
拾ったという貝殻やシーグラスで、手作りのヘアピンを
作ってプレゼントしてくれました。
想像以上に似合っています✨
1年間の留学中だから、家族と離れて過ごした
誕生日は、生まれて初めて。
でも、お友達と過ごした誕生日も、初めてだったそう。
小学生で、家族と離れて暮らすのは、そんなに
簡単なことではありません。
でも、ここには仲間がいる。
ここでしか、今しかできないことを、思い切りやって、
そして家族と離れているからこそ生まれる
感情や想いを大切にして。
たくさんの大切なことを、日々感じながら、
子どもたちはここで暮らしています。
主役だけでなく、周りのみんなも幸せになった
1日でした。
※くらしの学校「えん」では、令和6年4月からの
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